猫と暮らす
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猫にとってニオイは重要な情報源 猫の「嗅覚」を理解すれば猫との暮らしはもっとよくなる
そこで今回は、猫の嗅覚の特徴などについては哺乳動物学者の今泉忠明先生に、猫の嗅覚にあったアプローチ法については愛玩動物看護師の小野寺温先生にお話を伺いました。
猫の嗅覚の特徴とは?
これまでの研究における猫と犬(ジャーマン・シェパード・ドッグ)の嗅細胞と嗅粘膜の面積の比較などから類推すると、猫は少なくとも人の10万倍敏感な嗅覚をもっていると考えられるでしょう。
そんな鋭い嗅覚をもつ猫にとって、ニオイは重要なもの。たとえば、ニオイをかいで安全か危険かを判断したり、ほかの猫や動物の痕跡を知ったりするなど、猫が行動するうえで欠かせない情報源となっているのです。
猫の嗅覚にあったアプローチ法とは
外気に触れさせる
猫の嗅覚が外気に刺激されることで、脳もリフレッシュしストレスが緩和されるのでしょう。完全室内飼いの猫にも換気は大切といえます。脱走防止対策を講じたうえで少し窓を開けるだけでも、猫にはよい刺激になるはずですよ。
猫の嗅覚を刺激し日々の暮らしにちょっとした変化を
とくに、外での暮らしを経験している保護猫などの場合は、家の中でただのんびりと過ごしているだけだと、物足りなく感じているかもしれません。猫にとってはふだんと変わらない生活が安心できるものですが、そうしたなかでも小さな変化を加えていくことは大切なのです。
参考/「ねこのきもち」2023年11月号『猫ならではの「五感」にアプローチ キャットセンスを磨こう!』
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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