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とても悲しくて辛い猫との別れに向き合うために知っておきたい「ペットロス」

いつか訪れる愛猫との別れ。ペットロスの悲しみが完全に消えてなくなることはありませんが、心のプロセスを徐々に経ていくと、次第に穏やかなものへと変わっていくはず。
今回は、そのプロセスを進めてペットロスと向き合っていく方法を、獣医師の宮下ひろこ先生に伺いました。

きちんとお別れをする

人の足と猫
Sergey Pakulin/gettyimages
ペットロスと向き合っていくためには、あらためて「さよなら」を愛猫に伝えることが大切です。

家族や友人と一緒に愛猫の葬儀を行うなどして、きちんとお別れをするといいでしょう。かといって、“こうしなければいけない”という決まりはないので、飼い主さん自身が納得できる方法をとることが大切です。

思いきり泣くなど、悲しみを表現する

抱っこされる猫
Konstantin Aksenov/gettyimages
気持ちが少し落ち着いたら、静かに自分の気持ちと向き合う時間を設けてみましょう。悲しみにふたをしてしまうと、ペットロスが長引く原因になることがあります。

泣きたいときは思いきり涙を流すなど、我慢をせずに気持ちを表に出すことが、悲しみを癒やす第一歩です。

悲しみを分かち合える人に話を聞いてもらう

抱っこされる猫
cyano66/gettyimages
亡くなった愛猫をかわいがってくれた人、自分と同じように愛猫を失った経験がある人など、悲しみを分かち合える人に自分の気持ちを聞いてもらうと、心が軽くなってつらい気持ちが和らぐことがあります。

飼い主さん同士で想いを語り合える会などもあるので、興味があったら探してみるのもいいでしょう。

ときには悲しみから離れる時間をつくる

なでられる猫
vladans/gettyimages
四六時中悲しみとばかり向き合っていると、健康を損なってしまうことも。

家事や仕事に集中したり、趣味に打ち込んでみたり、悲しみから離れる時間も大切にしましょう。悲しいときは自分自身のことをおろそかにしがちですが、自分をいたわることも忘れないでください。

悲しみを癒す「ワーク」を取り入れるという手も

なでられる猫
Konstantin Aksenov/gettyimages
悲しみをカタチにして表現することで、気持ちの整理につながることがあります。具体的には、愛猫に手紙を書く、思い出の品を飾ったりアルバムを作ったりする、愛猫の絵を描くなどです。

幸せだった頃の気持ちが呼び起こされて、”愛猫は幸せだった”と思えるようになれば、後悔などが薄れることもあるでしょう。
悲しみの乗り越え方、別れとの向き合い方は、人それぞれです。愛猫との別れを迎えたとき、自分に合う方法を見つけられたらいいですね。
お話を伺った先生/宮下ひろこ先生(獣医師 動物病院専任カウンセラー)
参考/「ねこのきもち」2023年11月号『悲しいけど、お別れの日はいつか訪れるから… 知っておきたいペットロスのこと』
文/東里奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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