猫と暮らす
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猫飼いさんはみんなどこまでやっている?正しいお世話 理想と現実を大調査
そこで今回は『ねこのきもち』で実施されたアンケート(※)をもとに、ほかの飼い主さんがどれくらいきっちりと愛猫のお世話をしているかの回答をご紹介。それについての解説を、獣医師の小林清佳先生にお願いしました。
※2019年ねこのきもちアプリにて2088人と、ねこのきもちモニター187人にアンケート調査。自身や愛猫について(複数飼いの場合はいちばん若い猫について)近いものを選択して回答してもらいました。
愛猫のフード、はかって与えていますか?
フードは、目分量で与えるとつい多めになりがち。規定量よりも多いフードを与えると肥満の原因になるため、毎日1回、1日分のフードをスケールできちんとはかり、3~4回に分けて与えましょう。
愛猫と遊ぶ時間は、1日平均どれくらいですか?
猫が年齢を重ねると、遊びの時間が減りがちになります。できるだけ遊ぶ時間はキープしたいものの、走り回ったりジャンプしたりするような激しい動きは足腰に負担がかかりやすくなるため、シニア猫や関節に問題がある猫は、遊び方を工夫してみてくださいね。
どれくらいの頻度で愛猫のブラッシングをしていますか?
ブラッシングをこまめに行わないと、猫自身が毛づくろいをしたときに抜け毛を飲み込み、おう吐や下痢・便秘などのリスクが高まり、ときには毛球症を引き起こします。頻繁におう吐すること自体、猫の体には大きな負担です。
短毛の猫なら1日1回、長毛の猫なら1日に2回はブラッシングをしてあげましょう。
どれくらいの頻度で愛猫の歯みがきをしていますか?
本来、猫の歯みがきは毎日行うのがベストですが、猫は歯が小さく、じっとしてくれないことが多いため、歯みがき自体のハードルが高いのは事実です。毎日の歯みがきが難しい場合、ペットのオーラルケア用スプレーやペーストでお手入れするだけでも歯石予防には効果的なので、ぜひチャレンジしてみてください。
参考/「ねこのきもち」2020年1月号『2275人の飼い主さんにアンケート調査を実施! 猫と飼い主さんの実態が明らかに ニャオニャオ 2020ニャ論調査』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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