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適当に遊んでない? 猫が満足する遊び方を提案できる飼い主でありたい

獣医療の進歩により、猫も長寿化が進んできています。しかし、健康に長生きするためには、日頃のお世話や遊びが大切です。今回は愛猫と遊ぶときにできる工夫や注意点などについて、獣医師の藤井仁美先生に教えていただきました。

猫が満足する遊び方を提案しよう!

ミヌエットのうにくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫はもともと狩りをして食事にありつき、生き延びていました。その本能的な行動は、エネルギー源としてだけでなく、心や体を刺激して健康を維持するカギになっていたのです。狩りをする必要がなくなった現代の猫でも、遊びは最も猫らしい行動のひとつであり、生きがいともいえます。
さまざまなおもちゃや遊び方で猫に全身を動かしてもらい、心身ともに健康に長生きすることを目指しましょう。

体を動かしてもらうために一工夫!

ブリティッシュショートヘアのハニちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
シニア期に入ると、遊ぶことが少なくなり、寝る時間が増える猫もいるでしょう。体を動かしてもらう工夫として、おやつを与えるときにケージの上段などにおやつを置くようにすることで、おやつを食べるために高いところにも上がるように。
もっと年を重ねて、ケージの段差がきつそうな様子が見られたら、段差を小さく調整するなどしてあげましょう。

遊びの途中での興奮に要注意!

ブリティッシュショートヘアのまんてんくんたち
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
遊んでいると、猫が興奮しすぎてしまい、ジャンプの着地に失敗したり、おもちゃを破壊して誤食したりなど、事故になることがあります。猫と遊ぶ前に、緩衝材になるようなラグを床に敷いたり、猫が飲み込まないサイズのおもちゃを使用したりなど、しっかりと対策をして遊ぶようにしましょう。
遊んでいるときにケガをさせないよう、遊び方や環境づくりにも配慮していきましょう。
お話を伺った先生/藤井仁美先生(獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー)
参考/「ねこのきもち」2023年10月号『今からできることばかり 猫の健康長寿 秘訣は「食う」「寝る」「遊ぶ」にあった!』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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