猫と暮らす
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愛猫に長生きしてもらいたい飼い主が習慣にしたい3つのポイント
獣医療の進歩により、猫も長寿化が進んできています。とはいえ、健康に長生きするためには、日頃のお世話がとても大切です。今回は日常のお世話の中で、習慣づけたい3つのポイントについて、獣医師の藤井仁美先生に教えていただきました。
ブラッシングしながら全身をチェックする
猫は痛みを隠す動物のため、飼い主さんが異変に気付くためには、念入りなチェックが大切です。猫が近くに寄ってきてまったり甘えてきたときに、全身をブラシで整えながら、手で体をなでるようにして異変がないか確認しましょう。
飼い主さんは健康チェックをすることができ、猫にとってはスキンシップでリラックスができるので一石二鳥ですよ。
飼い主さんは健康チェックをすることができ、猫にとってはスキンシップでリラックスができるので一石二鳥ですよ。
2~3日に1回は歯磨きをする
歯周病を放置すると、心臓や腎臓、肝臓などの内臓にまで影響を及ぼすことがあるため、日頃から歯磨きをして予防に努めましょう。
愛猫がくつろいでいるときに、口を触ることからスタートして、嫌がらなければ歯ブラシを軽く数本の歯に当てます。そして、少しずつ歯の表面をこすれる状態まで行えるようになると、口内だけでなく全身の健康維持につながるでしょう。
愛猫がくつろいでいるときに、口を触ることからスタートして、嫌がらなければ歯ブラシを軽く数本の歯に当てます。そして、少しずつ歯の表面をこすれる状態まで行えるようになると、口内だけでなく全身の健康維持につながるでしょう。
数本ずつ爪切りをする
猫の爪を伸びたままにしていると、布などに引っかかりケガをしてしまうことがあります。定期的に爪切りをして予防に努めましょう。
いきなりすべての爪を切るのではなく、嫌がったら無理に切らないなどルールを決め、少しずつ進めて猫の負担を少なくしましょう。
いきなりすべての爪を切るのではなく、嫌がったら無理に切らないなどルールを決め、少しずつ進めて猫の負担を少なくしましょう。
お手入れは病気の予防や早期発見につながりますが、愛猫のストレスにならないようにすることが大切です。そのため、なるべく若いうちから慣れさせておくといいでしょう。
リラックスタイムやおやつを与えながら練習しても難しい場合は、かかりつけの獣医師に相談してみてください。
リラックスタイムやおやつを与えながら練習しても難しい場合は、かかりつけの獣医師に相談してみてください。
お話を伺った先生/藤井仁美先生(獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー)
参考/「ねこのきもち」2023年10月号『今からできることばかり 猫の健康長寿 秘訣は「食う」「寝る」「遊ぶ」にあった!』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2023年10月号『今からできることばかり 猫の健康長寿 秘訣は「食う」「寝る」「遊ぶ」にあった!』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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