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猫を動物病院に連れて行くときに飼い主がする工夫、猫にとってどうなの? 獣医師に聞いた

愛猫を動物病院に連れて行くとき、どのように連れて行っているでしょうか?嫌がることなく受診できているでしょうか?なかには病院に行くだけで大変だという方もいるでしょう。今回は、愛猫にストレスなく病院に行ってもらえるように、キャリーケースを使用した工夫などを、獣医師の小林清佳先生に教えていただきました。

猫にとってストレスのない受診とは?

シャムのれもんちゃんたち
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
見慣れない外の風景や、ほかの猫や犬との接近、診察での拘束など、さまざまな理由から動物病院を嫌がる猫も少なくありません。そんな愛猫を飼い主さんも連れて行くのが億劫になりがちですが、病気を早期発見するためには、定期的な受診が欠かせません。
獣医師が自宅で診てくれる「往診」など、そのほかの方法も視野に入れて、愛猫にとって一番ストレスなく診てもらえる方法を考えたいですね。

今回は、キャリーケースで病院へ連れて行く際にしている読者の方の工夫を、先生からのコメントとあわせて3つご紹介します。

キャリーケースの中に毛布やおもちゃを入れる

ミヌエットのうにくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「動物病院を受診する当日は、キャリーケースの中にお気に入りの毛布を敷き、羊毛フェルトでつくったボールを入れて興味をもたせるようにしています」

先生からのコメント
キャリーケースの中にお気に入りのものを入れて、寄ってきてくれるのであればOKです。ふだん使用している毛布や羊毛フェルトには嗅ぎ慣れたニオイがついているので、移動中も安心しやすいのでしょう。

キャリーケースをふだんから出しておく

ミヌエットのラテちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「キャリーケースをつねに部屋の中に出しておき、ふだんから猫ベッドのように使用しています。お留守番のときは、閉じ込められないように下半分だけを使用。季節ごとに布を敷いて暖かくしたり、ひんやりグッズで涼しくしたりしています」

先生からのコメント
キャリーケースに慣れさせておき、安心できる場所だと思わせるのはいいアイデアです。そこでおやつを与えたり、おもちゃで遊んだりと猫にとっていいことをすると、さらに慣れやすいでしょう。

洗濯ネットに入れてからキャリーケースへ

黒白ののんちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「車での移動中に激しく動いて危ないので、落ち着かせるために洗濯ネットに入れた状態でキャリーケースに入れています」

先生からのコメント
移動中や動物病院でキャリーケースを開けた瞬間に飛び出してしまう可能性があるコの場合は、あらかじめ洗濯ネットに入れておくと安心。獣医師にとってもありがたいことがあります。
キャリーケースを使用するときの工夫をご紹介しました。キャリーケースを使用しての受診を考えている方や、困っている方はぜひ試してみてくださいね。
お話を伺った先生/小林清佳先生(獣医師 モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2019年11月号『通院、スムーズに連れて行けてる?愛猫をノーストレスで診てもらう方法 気になる「往診」についても』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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