猫と暮らす
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毛玉かと思ったらがん!? 猫のがんの早期発見に大切なこととは
ブラッシング中に毛玉のような塊に触れて受診したら、悪性腫瘍だった
病理検査の結果、まさかの悪性腫瘍であったことが発覚。その後、2~3カ月ごとに受けているレントゲン検査で転移は見られず、5年経過した時点で心配なしと告げられました。
「あのとき、『ただの毛玉』と見過ごさず、早期発見できてよかったです」と飼い主さん。現在は年に1回健康診断を受け、異変があれば受診しているそうです。
体を触る健康チェックは早期発見の第一歩
「悪性腫瘍(がん)は異常な細胞が増える病気で、あらゆる部位にできる可能性があります。パセリちゃんのような子猫が患うのはめずらしいですが、早く気付いたことが寛解(症状がほぼ消失した状態)につながったのでしょう。腫瘍に限らず、病気の早期発見には、飼い主さんが体を触って日々チェックすることが大切です」
ふだんと違うと思ったら迷わず受診を
重本先生:
「いいえ、大事になってから受診されるよりも助かります。飼い主さんでは判断が難しいこともあるでしょうが、“ふだんと違うかも”と気になったら、些細なことでも愛猫を連れてきてください」
参考・写真/「ねこのきもち」2024年5月号『飼い主さん、グッジョブ! 些細なことで受診したら、愛猫に病気が見つかりました。』
イラスト/こさかいずみ
文/小林けい
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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