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猫に噛まれたり引っかかれたりしたときに、とるべき行動とは? 傷の放置は重症化のリスクも|獣医師解説
この記事では、「猫に噛まれたり引っかかれたりしたときにとるべき行動」について、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
猫に噛まれた、引っかかれたときに、傷を放置するリスクとは?
猫の口の中や爪には、さまざまな菌がいます。引っかかれたり噛まれたりした傷を放置したままにすると、傷口から菌が侵入し、感染症や治りにくい炎症や化膿を起こすことがあります。
また、リンパ節が腫れたり、発熱するなど全身に波及してしまうことも。傷が深かったり、小さい子どもや高齢者のように免疫力や抵抗力が弱いと、重症化することもあります。
猫に引っかかれたり噛まれたりしたとき、とるべき行動とは?
その後は、傷の大小にかかわらず医療機関(皮膚科や整形外科など)で診察を受けましょう。前述のように、場合によっては重症化する可能性もあるため、自己判断で「これくらいなら平気」と考えないほうがよいです。
なお、以下のような場合には速やかに病院を受診することが望まれます。
・痛みが強い
・子ども、高齢者、抵抗力の弱い人
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年10月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
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