1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 【獣医師監修】愛猫の目の様子で気持ちを察知!ケース別に猫の気持ちを解説

猫と暮らす

UP DATE

【獣医師監修】愛猫の目の様子で気持ちを察知!ケース別に猫の気持ちを解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

猫と一緒に暮らしていると、猫にも表情があることが分かります。その表情とは「目の動き方や形の変化」から生まれてくる感情表現です。猫の目の様子から気持ちを伺い知るためにも、どんな「目の表情」があるか知っておきましょう。

猫の目で「気持ち」が分かる?

猫の眼差し
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

飼い主さんにとって、愛猫から見つめられるのは嬉しいことですよね。しかし愛情を返そうと見つめ合うことを試みますが、愛猫は目をそらしてしまう…。なんだか寂しい気分になってしまいますが、猫は視線が合うとケンカのサインだと捉えます。猫の視線を感じても特にアクションを起こす必要はありません。もし視線があったら、さりげなくそらしたり、ゆっくりまばたきすることで愛猫への愛は伝わります。このような「猫の目の様子と感情の関係」をこれからご紹介していきます!

【猫の目】嬉しい&いい気分編

キジトラ上目遣い
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

まん丸お目々「上目づかい」

猫が上目遣いになるときは、たいてい飼い主さんの足元で見上げているときですよね。このようなときは「おやつをもらえそう」「遊んでくれるかな♪」と期待に胸を膨らましています。パッチリと目を見開いた、まん丸お目々で見上げられると、なんでもいうことを聞いてあげたくなってしまいます。

うっとり「半目」

猫がとても気持ちが良くリラックスしているとき、半目になります。うっとりとして体中の筋肉が緩み、まぶたがついついトロンと下がってしまうのです。気持ちが良すぎて、そのまま眠ってしまう猫もいますよね。

縦に長い「猫目」

猫が安心した状態でリラックスしているときは、瞳孔が縦に細長くなり、いわゆる「猫目」とよばれる形になります。高いところから飼い主さんを眺めているときに、猫目になっていることはありませんか?それは高くて安心できる優位な場所から日常を見ているので、体の力を抜いてリラックスできている証拠です。また、周囲が明るいときも目に入る光の量を調節するために、瞳孔を細長くしていることもあります。

仲良し確認「まばたき」

猫の世界では、相手の目を凝視することはご法度です。目を見続けていると敵意を感じ、「やるのか?」とケンカ腰になることがあります。そうならないためにも愛する飼い主さんや仲の良い猫と目が合ったときには、瞬きをすることで気まずさを和らげているのです。目があったときに愛猫がパチッとまばたきをしたら、「仲良しだよね」と確認している合図だと思っていいでしょう。

敵意を打ち消す「そらし目」

「まばたき」のときのように、じっと見ている相手から目をそらすのも「敵意はないですよ」という意思表示です。飼い主さんが猫を叱っているときにも、「そらし目」を見ることができるでしょう。「ボクは飼い主さんとケンカしないよ」といっているのです。

【猫の目】キリッと緊張編

猫のキリっとした視線
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

瞳孔が開いている「黒目」

瞳孔がまん丸に開いて黒目が強調されているときは、興奮しているとき。獲物を狙うハンターの目なのです。猫じゃらしやポインターで遊んでいるときなど、「捕まえてやる!」と意気込むと黒目が大きくなることが多いでしょう。同じく「危険が迫っている!」と緊張したときにも黒目がちになります。また、周囲が暗くなったときに、なるべく光を集めるために瞳孔を広げて黒目が大きくなることもあります。

ケンカ上等!「にらみ」

多頭飼いをしている家庭で見られることがあるのが「にらみ」です。猫同士の縄張り争いで相手にケンカを売るとき、目を逆三角形にしてにらみつけます。あごを引いておでこを見せてにらみつける様子は、ファイティングポーズをとるボクサーの心境なのでしょう。「カーン」とゴングが鳴ったら、飛びつきそうな雰囲気を醸し出します。

トイレで無防備「真剣な眼差し」

トイレに入ると、真顔で「真剣な眼差し」をしていることはありませんか?これは無防備な体勢になっているので、周囲を警戒している証拠です。なるべくトイレには近寄らず、大きな音を立てないように気を使ってあげましょう。

【猫の目】不思議編

猫の独特な眼差し
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

どうしようかな…「遠い目」

子どもやお客さんなど苦手な人や慣れない人に抱っこされているとき、猫は何かを諦めたような「遠い目」をします。嫌なら暴れるかと思いきや、恐怖感が無ければじっと動かず「この時間が早く過ぎ去ればいいのに…」と思いながら遠い目をします。安全を見極めながら、自分に都合よく逃れる方法やタイミングを図っているのでしょう。

空中を凝視「目で追いかける」

猫の耳は人の耳よりかなり優秀で、天井裏にいる虫の羽音もキャッチできるくらいです。そういった音を目で追う姿を見て、人は「何もないのに、何を見ているの?」と怖くなったりすることもあります。

【猫の目】豆知識編

猫の流し目
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫の目は動体視力に優れている!

動物の目には色を感知する「錐体(すいたい)細胞」と、動きを感じる「桿体(かんたい)細胞」があり、その2つの割合で見える世界が決まります。人は色を感知することを優先させましたが、猫は敵の動きを察知するために「桿体細胞」を優先させたといわれています。猫にとって色を感じることは人より劣りますが、動体視力は人よりはるかに優れています。私たちの動きもコマ送りのように見えているのかもしれませんね。

猫は日中の視界が狭い!?

猫の瞳孔の大きさが昼夜で変わるのは、光を取り込む量を調節しているから。実は瞳孔の変化によって、見える幅も微妙に変化しているそうです。瞳孔が小さくなる明るい昼間は、視界の横幅が狭くなっているそうです。

猫の目が光るワケ

夜、暗い道を通っているとキラッと何かが光った!光の主を探すと、そこに猫がいた。といった経験したことはありませんか?猫などの夜行性の動物の目の中には、「タペタム」と呼ばれる光を反射させて増幅させる組織があります。そのせいで、猫の目は光ったように見えるのでしょう。
また、このタペタムのはたらきのおかげで、猫は暗闇の中でもよく物が見えます。

病気から愛猫の目を守りたい!

目をのぞかせている猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫は病気になると、症状が目に現れやすくなります。目ヤニや多量の涙が見られるときは、体の異常を疑ってみましょう。ウィンクするように片目だけ閉じているときは、異物が入っているのかもしれません。気になることがあれば早めに獣医師へ相談し、愛猫を病気から守りましょう!

猫がよくかかる二大「目の病気」角膜炎と結膜炎とは?~ねこのきもちWEB MAGAZINE

猫の目から伝わる気持ちはいろいろ

目の開き方や瞳孔の大きさなど、猫の目から伝わる感情は実にさまざまです。こんな目のときはこういう気持ちになっているんだなと、猫の目の知識があることで愛猫とのコミュニケーションにも役立ちます。みなさんのお宅の猫ちゃんは、どんな目をしているでしょうか?

参考/『ねこのきもち』2016年1月号「なんと多彩なねこの目づかいコレクション」(監修:今泉忠明先生)
    『ねこのきもち』2017年5月号「猫の体を科学する」(監修:尼崎肇先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る