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【獣医師監修】子猫の便秘の原因と対策は?解消方法を写真で解説!

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授乳期の子猫を迎えたら、母猫と同じように哺乳や排便をサポートしてあげる必要があります。今回は、子猫のウンチの状態チェックや、便秘の原因・対策・疑われる病気にあわせて、生後間もない子猫の排便補助方法について、写真を用いながら解説します。

猫のウンチ、どんな状態が便秘なの?

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ウンチの状態でチェックしよう!

健康な猫のウンチの状態は、十分な長さがあり、水分を含んでいてツヤがあります。一方で便秘が疑われるウンチは、長さが短くコロコロとしており、固くて表面が乾燥しているのが特徴です。特に冬場は水分摂取量や運動量が減るため、猫が便秘になりやすい季節だといわれています。多頭飼いの場合はウンチで区別するのは難しいため、週に一度くらいは排便にかかった時間や様子をチェックしましょう。

愛猫の様子でチェックしよう!

ウンチをしながら鳴いていたり、出た後もきばっていたり、トイレできばっている時間がいつもより長かったりする場合は、便秘になっているかもしれません。他にもウンチの切れが悪い、ウンチをしたあとに吐くといった症状が表れることがあります。

ウンチの量や回数には個体差があるため、『○日出ていなければ便秘』とは一概にはいえませんが、一般的には2~3日出ていなければ便秘の疑いがあります。愛猫の様子を観察し、普段と違う症状がある場合は動物病院を受診しましょう。

便秘になると猫は痛みを感じる?

程度によりますが、猫は便秘になるとお腹を舐めることがあります。おそらくお腹に痛みや違和感を感じているのでしょう。少しでも早く解消するために、愛猫の様子に早めに気付いてあげられるといいですね。

子猫の便秘の原因は?

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離乳食開始前の子猫の場合

ミルクを飲んでいる子猫は、母乳と比べて便秘になりやすいのだそう。そして生後3週齢までの子猫は、母猫がお尻を舐めて刺激することによって排便するため、母猫がいない場合は人が代わりに刺激してあげる必要があります。

ミルクを飲むようであれば、2日程度の便秘なら問題ありませんが、ミルクを飲まなかったり、3日以上ウンチが出なかったりしたら、動物病院に連れて行きましょう。

離乳食を食べている子猫の場合

子猫は自分で排泄できるようになる時期から、離乳食を食べるようになります。離乳食に切り替えると、ミルクで摂取していた水分量が減るため、ウンチの回数も減って徐々に固形のウンチへと変わっていきます。また、運動不足やストレスによって便秘になることもあります。

生後3週齢までの子猫はサポートが必要!

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上述した通り、子猫は生後3週齢くらいまでは排泄の補助が必要で、母猫にお尻を舐めてもらうことによって排泄します。ここでは、排泄サポートを人が行う場合の方法を、写真つきでわかりやすく解説します。

排泄をサポートする方法を写真で解説!

排泄サポートを人が行う場合は、ぬるま湯に浸したガーゼなどを使って肛門周辺を軽く刺激していきます。胃にミルクなどが入ると腸の動きが活発になるため、ミルクを飲ませたあとに毎回行うとよいでしょう。

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1. まずは、肛門周辺をトントンと軽くたたきます。このとき、擦らないように注意してくだ
さい。

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2. 1の後、じんわりとおしっこがしみ出してきます。飲む量がまだ少ないため、1回の量は数cc程度です。

生まれたばかりの子猫には、マメなお世話が必要!

生後1ヵ月未満の生まれたばかりの子猫を迎えた場合、母猫に代わるマメなお世話が必要です。生後1ヵ月半を過ぎるまでは、1日に数回は哺乳と排泄をサポートする必要があるため、なるべくそばにいてマメなお世話をしてあげられるといいですね。なお、健康そうに見える子猫でも、一度は動物病院に行って、感染症や健康状態をチェックしてもらいましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「乳飲み子猫を迎えたら」

便秘の症状にはどんな病気の可能性がある?

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内臓の病気による脱水や腸のトラブル

腎臓病などの内臓の病気によって全身が脱水気味になり、便秘を引き起こしている可能性があります。また、腫瘍や異物によって腸が塞がっていると、ウンチが通過しにくくなり便秘になることがあります。

便秘になったときの対策は?

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水分を十分にとって適度な運動を!

猫は他の動物に比べて飲水量が少なめなので、水分が十分に取れていないと便秘や泌尿器系の病気になる可能性があります。水分量をよく観察し、足りない場合は離乳食にぬるま湯を足したり、食後にミルクを飲ませたりして、十分に水分が取れるようにしましょう。運動不足が原因の便秘には、じゃらしやおもちゃなどを使って適度に運動させてあげるといいですね。

離乳食開始後の子猫にはお腹のマッサージも効果的!

離乳食開始後の子猫には、肛門だけでなくお腹のマッサージも便秘の解消につながります。猫の下腹部を、ゆっくりと円を描くように優しくマッサージしてあげます。そのとき冷たい指で触ると逆効果になってしまうため、手を温めてから行いましょう。強い力を入れずに、愛猫が嫌がったら無理強いしないことが大切です。

なお、マッサージは、子猫がなるべくリラックスしているときに行ないましょう。リラックスして副交感神経が活発になっている状態のほうが、腸の動きが活発になるからです。

子猫の便秘を放置すると、大きな病気に繋がる恐れもあります。愛猫の健康を守るためにも、いつもと違う様子に気づいたら、早めにかかりつけの獣医さんに相談するようにしましょう。

参考/「ねこのきもち」2016年2月号『ウンチが出ていても便秘かもしれません』(監修:聖母坂どうぶつ病院 獣医師 鵜飼佳実先生)
   「ねこのきもち』WEB MAGAZINE『病気・症状データベース(巨大結腸症)』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/AzusaS
※一部写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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