愛猫を
抱っこしていると、温もりが感じられて癒されますよね。しかし、中には抱っこが苦手な猫もいるようです。今回は猫が抱っこを嫌がる理由や、抱っこ好きにさせるためのコツをご紹介します。ポイントを押さえて、愛猫とコミュニケーションを深めましょう。
猫が抱っこを嫌がる理由は?
性格によるもの
性格がクールで自由を奪われることが好きではない猫は、ベッタリされるのを嫌うため、少しの間は抱っこできてもすぐに離れてしまうことが多いようです。また、臆病で物音に敏感なタイプの猫は、環境に慣れるまで時間がかかります。人に慣れていない状態で無理に抱っこすると抱っこ嫌いになってしまう恐れもあるため、気長に待ちましょう。
環境が落ち着かない
飼い主さんが抱っこに慣れておらず、体勢が安定していないことが原因のケースもあります。この場合は、正しい抱っこをしてあげれば解決するかもしれません。また、神経質なタイプの猫は、周りの音が気になる場所や他の人や動物が来るような環境だと、抱っこさせてくれないことも。ふたりきりの落ち着いた場所で試してみるとよいでしょう。
タイミングが悪い
遊びに夢中だったり、寝ていたりするときに抱っこしようとしても、猫は邪魔されたくないと思って逃げてしまいます。猫が甘えたそうにしているタイミングを狙うといいかもしれませんね。
ケガや病気が原因
今まで大丈夫だったのに急に抱っこできなくなった場合は、体のどこかにケガや病気で痛い部分がある可能性も。注意してあげる必要があります。
愛猫の気持ちに寄り添った抱っこをしよう!
愛猫としっかりコミュニケーションを取ろう!
すぐに抱っこをしようとするのではなく、まずはひたすら待つことがポイントです。よく話しかけたり、気持ちのいい場所を撫でてあげたり、そばにいてあげたりして、愛猫とコミュニケーションを深めましょう。そうやって猫が自分から甘えやすい状況を作り、抱っこしても大丈夫なタイミングを見極めてみてください。
抱っこされるといいことがあると思わせる!
愛猫に対して、抱っこの時間が「気持ちいい」「嬉しい」といったポジティブなイメージを持たせるのも1つの方法。愛猫の大好きな布をひざに置いたり、おやつを少しあげたりすることによって、抱っこに対する印象もよくなります。そして少しでも抱っこができたら、「ありがとう」といって自由にさせてあげます。無理せず繰り返しながら習慣づけていきましょう。
安定した抱っこをすることも大切!
ありがちなNG例は、猫を仰向けにしてお腹を見せた状態で抱っこすることです。これでは猫が拘束されたと感じて、逃げてしまいます。安定した抱っこをするためには、片方の手でお尻と後ろ足を包み込むようにして、腕の内側に猫が座るように抱っこします。そしてもう片方の手で、猫のおなかのあたりを支えてあげると安定します。はじめは座った状態で、ひざの上で抱っこしてあげるといいでしょう。
抱っこが好きな猫もいれば、嫌いな猫もいます。無理せず愛猫の気持ちに寄り添ってあげられるといいですね。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『愛猫の抱っこ嫌い克服!3ステップで抱っこ好きになるトレーニング!』
文/AzusaS
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。