猫と暮らす
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「話題の猫動画7選」その行動の理由を専門家が解説!おもしろ猫も
スリスリするかわいい猫
このスリスリするしぐさは、マーキングの一種です。猫のほおやあごのあたりからは、ニオイを出す臭腺がありそこから分泌されるフェロモンをつけているのです。爪とぎやスプレーもマーキングの一種ですが、スリスリするほうが手軽なのかもしれません。
この動画の猫は、とても人懐っこく初めて会った人にもスリスリするそうですよ。自分のニオイをつけて、安心できる環境をつくりたいのでしょう。
流れるように落ちる猫
※飼い主さんによると、体調が悪いわけではないらしいです!
赤ちゃんをふみふみ!?
成猫になってもその幸せな感覚は残っているとされ、子猫のような気分になったときに「ふみふみ」するしぐさがつい出てしまうことも。
この動画の猫は、そんな猫の「ふみふみ」するしぐさを見ることができます。飼い主さんの雰囲気や周りの環境、赤ちゃんのニオイなどから自分の子猫時代を思い出したのかもしれませんね。甘えたい気分になっているのでしょう♡
水をちょいちょい
ちなみに、警戒心を抱いているときは顔と体を後ろに引きながら、大きな動作でターゲットをたたき引っ込めるといいます。そして、これを繰り返し、危険がないと分かると「ちょいちょい」を連発する遊びに発展していくことも。
この動画の猫は、水をターゲットに「ちょいちょい」をしています。そのうちに皿に入ったレンゲにターゲットに移し、前足でカラカラとまわし始めました。振動で動く水面を見ながら、不思議そうに首をかしげるしぐさもかわいいですね♡
ジャンプの失敗
しかし、11才を過ぎるシニア猫は徐々に筋力が衰えていきます。若い頃は軽々と移動できた場所へも、跳び移ることが難しくなることがあるでしょう。いつものように高い場所へ跳び乗ろうとしたのに失敗すると、少しずつジャンプが苦手になっていくことも…。
この動画の猫は、足を滑らせてジャンプを失敗してしまう動画です。編集によって、ちょっとクスッと笑ってしまう動画になっていますが…。失敗を繰り返すとジャンプを躊躇するようになるかもしれません。滑り止めを敷くなどの工夫をしてあげたいですね!
網戸に挟まった猫
そうした欲求が、猫を脱走へ導くこともあります。本能のままに外へ出ると、脱走を繰り返すこともあるので注意が必要です。また、去勢避妊手術を受けていない猫も、交尾をする相手を求めて外へ出たがることが。そうしたケースで脱走に成功すると、望まない妊娠をしてしまうこともあるので対策をしておきましょう。
この動画の猫は、脱走しようと試みたところ、網戸と窓の間に挟まれ失敗してしまいます。網戸と窓の間にいる猫のしぐさはまるでパントマイムのよう。ちょっとドジで、かわいい動画です♪
鏡と格闘する猫
猫が初めて鏡をみたときはさまざまなリアクションを見せますが、触れられない相手に遊びやケンカを仕掛けても「おもしろくない」と思うのでしょう。何度かトライしたあと、鏡の中の相手に無反応になることがほとんどです。
この動画の猫のように、おもしろい反応がみられるのは“今だけ”かもしれませんね!
「ねこのきもち」『本音・しぐさ辞典』(監修:獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー 藤井仁美先生、動物関係のライター・エッセイスト 加藤由子さん)
「ねこのきもち」2016年10月号『らしからぬ「プフフッ&トホホ…」な猫たち、集めました うちのコ○○下手なんです でも、そこがかわいい♥』(監修:哺乳動物学者 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫が脱走したときの危険は? 対策から脱走したときの捜し方まで』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/HONTAKA
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