猫と暮らす
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チクチク、ムズムズするニャ…猫がお尻を気にしているときに見せる行動とは?
猫はお尻が気になってしまうときに、「ある行動」を見せるようです。それは一見かわいいのですが、猫がお尻に違和感がある証拠!
猫がお尻を気にしているときに見せるしぐさ、その行動をする原因について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫がお尻を気にしているときに見せるしぐさ、その行動をする原因について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫はお尻を気にすると、「お尻歩き」をする!
お尻がチクチク、ムズムズしているとき、猫はまず舐めますが、それでもまだ気になる場合はお尻を地面にスリスリします。
両後肢を前方に持ち上げ、お尻だけをつけた状態で前肢だけで這うように歩く、「お尻歩き」とも呼ぶことがあるしぐさです。
両後肢を前方に持ち上げ、お尻だけをつけた状態で前肢だけで這うように歩く、「お尻歩き」とも呼ぶことがあるしぐさです。
猫のお尻歩きの原因は?
お尻歩きをする一番の原因として考えられるのは、肛門腺に関係することです。
- 肛門腺にたまった分泌物ががうまく排出されていない
- 肛門嚢に炎症がある
などですね。
そのほかに考えられるとすれば……
そのほかに考えられるとすれば……
- 条虫などの寄生虫卵が肛門周囲に付着している
- 肛門の周囲に皮膚炎等がある
- 排便がうまくいかず、肛門周囲に便の一部が残っている
などの可能性があるでしょう。
定期的に肛門腺絞りをしてあげよう!
肛門腺の分泌がうまくいかないのは、体質的に肛門腺からの分泌物の粘り気が強かったり、水分が少ないため。もし繰り返すようであれば、定期的に肛門腺絞りをしてあげましょう。
高齢、肥満などが原因で、肛門腺の分泌がうまくいかなくなることもあるので、注意してあげてください。
肛門腺絞りを試しても改善しない場合は、寄生虫や皮膚炎が原因かもしれないので、ぜひ受診されることをおすすめします。
高齢、肥満などが原因で、肛門腺の分泌がうまくいかなくなることもあるので、注意してあげてください。
肛門腺絞りを試しても改善しない場合は、寄生虫や皮膚炎が原因かもしれないので、ぜひ受診されることをおすすめします。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/Honoka
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
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