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【獣医師監修】安全なキャットフードを選ぶには?5つの基準とおすすめランキング

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たくさんの種類があるキャットフードですが、大切な愛猫には安全なものを与えたいですよね。そんな飼い主さんに安全なキャットフード選びの基準を解説します。おすすめランキングやQ&Aもありますので参考にしてください。

この記事の監修

徳本 一義 先生

 獣医師
 へリックス株式会社代表取締役社長
 日本ペット栄養学会理事
 ペットフード協会新資格検定制度実行委員会委員長
 日本獣医生命科学大学非常勤講師
 帝京科学大学非常勤講師
 など

●資格:獣医師 経営学修士(MBA)

●所属:日本ペット栄養学会

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安全なキャットフードを選ぶためのポイント

キャットフードは、毎日の食事で愛猫が口にするもの。飼い主さんとしてはその品質にも気を配りたいところです。愛猫に毎日安心して与えられる、フードの選び方のポイントを解説します。

1) 添加物はない方がいい?
ペットフードには品質を保つため、酸化防止剤などの添加物が含まれているものが多いです。猫の健康を害する心配のない範囲で使用されていますので、「無添加が絶対よい!」という方以外は神経質になりすぎる必要はないかもしれません。そもそも、体に危険を及ぼすものは添加物として認められていません。
例えば、酸化防止剤のBHAやBHTは人間の指定添加物として安全性が科学的に確認されており、食品に使用することが許可されています。
また、栄養バランスを整えるために添加物を入れる場合もあります。

2) グレインフリー(穀物不使用)または穀物は少量がよい?
完全な肉食動物である猫はでんぷんの消化は犬ほど上手ではありません。しかしながら、アルファ化(熱と水を加え調理すること。例えば米→飯、小麦→パン)した穀類由来のデンプンがフードの40%程度までであれば問題なく消化吸収できることが分かっています。
そんな猫に穀物を与える理由。それは「栄養のバランスを整える」ためです。肉食ばかりだと偏る栄養も穀物などで調節すると猫の体調も良くなることがあります。そもそも、生の穀物を食べると体に負担がかかるのは人間も同じです(お米も炊いて食べますよね)。そして、たんぱく質が多すぎると、高齢期には内臓に負担がかかることがあります。

ただ、フードに使用されている穀物の中で、アレルギー反応が見られるものがある場合はグレインフリーのものを選ぶと良いかも知れません。逆に言えば、アレルギーなどがなければ、グレインフリーのものがとくに体に良いというわけではありません。

3) 十分なたんぱく質がある
キャットフードには、十分なたんぱく質と猫に必要なアミノ酸組成を備えていることが大切。基本的には、総合栄養食を与えることでクリアできるでしょう。

4) 成分のバランスが取れている
上記で挙げたポイントをおさえつつ、成分に偏りのないものが好ましいフードです。フードそのものの栄養バランスにも注目しましょう。栄養バランスが取れているかの指針は、「総合栄養食」という記載があるかどうか。総合栄養食であれば、そのフードだけでも猫の栄養バランスはおおむね良好に保たれます。

5) メーカーでの品質管理が徹底されている
栄養バランスがよく、成分についても問題ないフードが見つかったら、最後にメーカーの品質管理が行き届いているかを確認しましょう。原材料の仕入先が安全、製造工程が明解など、メーカーでのフードに対する取り組みを調べておくのもいいでしょう。製造時期や品番ごとにどこへ出荷されたか、製造後の製品テストをメーカーサイドがきちんと行っているかも、信頼できるメーカーを見極めるためのチェックポイントとなります。ペットフード安全法では製造・輸入を行う事業社に帳簿をつけることを義務づけていますのでトレーサビリティー(流通経路の追跡可能性)は全てのメーカーが行っているというのが前提になっています。そのため、理論上は国内では安全でないペットフードは販売されていないことになります。

ここまでは、安全なフード選びに必要なチェックポイントを解説してきました。猫の体質や習慣といった点に着目すると、フード選びの目も自然と養われていきます。大切な愛猫が毎日口にするものですから、安心して与えられるフードを選びましょう。

そのほかのポイントや注意点もチェック!

こんな場合どうする?キャットフード選びQ&A

猫にとって良いフードと悪いフードの違いについては、おおむねご理解いただけたと思います。ですが、特別なシチュエーションではフード選びにも迷いが出ますよね。飼い主さんからよく寄せられるケースにおける、フード選びのポイントをQ&Aでお送りします。

Q : 多頭飼いで年齢幅がある場合はどんなフードを選んだらいい?
A:理想を言えば、フードを与える場所や時間などを分けて、それぞれのライフステージに合ったフードを与えることがおすすめです。食事の時には猫をケージなどに入れて、それぞれに合ったフードを与える方法があります。とは言え、それぞれに合ったフードを複数用意して、別々に与えるのは簡単ではありません。別々に与えるのが難しいときにはどうすればいいのでしょうか。
例えば、成猫とシニア猫が同居している場合には、すべてのフードをシニア猫用にすることが一つの方法です。シニア猫用のフードであっても、「総合栄養食」であれば成猫が栄養不足になることはありません。シニア猫用のフードは腎臓への負担を考えて、リンの含有量を調整したものがありますが、「総合栄養食」なら成猫の基準を満たしています。
子猫と成猫が同居している場合なら、積極的におすすめはしませんが、すべてのフードを子猫用にすることが一つの方法です。ただし、子猫用のフードは一般的にカロリーや栄養価が高いため、成猫に与える場合は太らせないよう、十分に注する必要があります。
子猫とシニア猫が一緒にいる場合は、難しいかもしれませんが、できる限り食事を分けて与えることをおすすめします。

Q : 尿路結石症にも対応した安全なフードはある?
A:尿路結⽯症と診断された場合は、尿路結石症の⾷事療法に対応した療法⾷などが販売されています。尿路結⽯の原材料となる物質が制限されていたり、栄養素を調整することで尿路結⽯が出来づらい尿pHにしたりすることで、尿路結⽯症の治療や予防に役⽴つフードです。
何らかの理由で尿が濃くなりすぎて、通常であれば尿に溶けているはずのミネラルが溶けきれなくなって結晶や結石になってしまったのが尿路結石症です。尿が濃くなりすぎないように、尿量を増やすように工夫されていたり、結石ができにくいpHになるように栄養バランスが調整されていたりします。療法⾷は治療を目的としたフードですから⾃⼰判断せず、必ず獣医師の指導のもと、与えてください。
尿路結石症と診断されたわけではなくても、尿路結石症が心配だという場合は、療法食でなくても下部尿路の健康ケアに特別に配慮されたフードもありますので、ペット専門店などで相談してみると良いでしょう。

上記2つの質問のような悩みや、その他にも様々な疑問やお困りごとをお持ちの方は多いと思います。
現在は、色々なケースに対応できるフードが販売されています。多くの世代の猫に与えられるものや、病気の予防に特化したものなど、特徴をよく知って賢く取り入れていきましょう。動物病院やペット専門店にも相談すると良いでしょう。

「ねこのきもち」ユーザーが選んだフードブランドランキング

では最後に、「ねこのきもちアプリ」ユーザーが選ぶフードブランドランキングを下にご紹介します。愛猫に合ったキャットフードを選ぶ参考にしてくださいね。

ドライフードブランドランキング
1位ロイヤルカナン ジャポン
ロイヤルカナン

フランスに本社があるロイヤルカナンは、「すべては犬と猫のために」をモットーに、栄養学に基づいて安心かつ安全なフードを作る大手ペットフードメーカーです。最先端の研究のもと、世界共通の製造工程で、どの工場でも同じ高い品質のフードが作られています。
ロイヤルカナンのキャットフードは、「猫種別」「ライフステージ別」「お悩み別」「病中病後の療法食」など、ラインアップが豊富な点が特徴です。
2位ネスレ ピュリナ ペットケア
ピュリナ ワン

「ピュリナワン」は、 ペット専門栄養士による栄養設計で、健康6要素(理想的な体格/抵抗力の維持/健康的な骨格と関節/消化吸収性と便/皮膚・被毛の健康と目の輝き/健康な歯)に必要な栄養を、バランスよく満たしたプレミアムフードです。
3位ユニ・チャーム
銀のスプーン 三ツ星グルメ

大切な猫に「毎日大好きなものを食べて、毎日幸せでいてほしい」という想いが詰まったフードブランド。「銀のスプーン 三ツ星グルメ」は「銀のスプーン」から生まれた最上級の食事で、厳選された素材を使用し、贅沢な魚のうま味をギュッと詰め込んでいます。

【ランキングでわかる】おすすめキャットフードの評価・評判の真実|獣医師監修

ランキング/2021年1月~2月「ねこのきもちアプリ」内調査(回答者数 566人)
※掲載商品はランクインしたブランドの一例を紹介しています。

監修/徳本一義先生(へリックス株式会社代表取締役社長)

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