猫と暮らす
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「猫ハラスメント」ってなに? よかれと思っていたあの行動が猫には大迷惑だった!?
「嫌がらせ」「身体的・精神的苦痛を与えること」などの意味で用いられています。
そんな「ハラスメント」、もしかしたら知らないうちに、あなたも大切な愛猫にしているかもしれませんよ!
ふだんの行動を振り返りながら読んでみてください……!
「猫ハラスメント」とは?
この記事では「猫ハラスメント」と呼びます。
「猫ハラスメント」はいくつかの種類がありますが、今回は愛猫が可愛いあまりついしてしまう「コミュニケーション」関連のものを専門家に解説していただきました。
猫ハラスメント疑惑 その1
●抱っこをする
●膝にのせる
●なでまわす
ふだんは喜ぶことでも猫が望んでいないときは逆効果に
猫もスキンシップを望んでいるときならまったく問題ありません。
しかし、猫が望んでいないときに無理に抱っこなどをしようとすると、猫は“嫌だ”と強く感じるので控えて。
また、猫の気分はコロコロ変わるものなので、初めは喜んでいても、途中で“もう嫌だ”と変わってしまうことも。
猫ハラスメント疑惑 その2
敵意と受け取り、猫が緊張感を覚えることも
そのため、人に目をジッと見られると、猫は緊張感を覚えることも。
もしも猫と目が合ったら、ゆっくりと瞬きをするよう心掛けて。
猫に対して、「敵意はないよ」という合図になります。咄嗟に瞬きをするのが難しいなら、ニッコリと目を細めるのもいいでしょう。
猫ハラスメント疑惑 その3
安心できず、隠れて眠るようになる可能性も
猫にとって「安心できる場所」だったはずのその場所が、たびたび睡眠を妨げられるうちに「安心できない場所」になり、飼い主さんから隠れて眠るようになるかもしれません。
飼い主さんがついついしてしまいがちな「猫ハラスメント」には気を付け、
愛猫との関係をよりよいものにしていきたいですね!
ねこのきもち最新号(2019年4月号)では、猫へのハラスメントを解説!
上記の「コミュニケーション」ハラスメントにくわえ、「お世話」中のハラスメントや、そのほかハラスメントにまつわるギモンについては、ねこのきもち4月号本誌でご紹介しています。
出典/「ねこのきもち」2019年4月号『それ、猫ハラスメントです』(監修:帝京科学大学助教 小野寺 温先生)
文/ねこのきもちWeb編集室
イラスト/山村真代
※この記事で使用している画像は2019年4月号『それ、猫ハラスメントです』に掲載されているものです。
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