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汗ばむ時期のお手入れはコットンが使える! 猫にやさしいコットン拭きでササッと愛猫ケア

気温も暑くなってくるこの時期は、猫の皮脂汚れが気になる時期。気になったときにサッとお手入れできるといいですよね。実は、5月10日は「コットンの日」ということはご存じでしたでしょうか?
その、「コットンの日」にちなんで、身近にある猫にやさしい天然素材「コットン=綿」を使ったお手入れ方法をご紹介。コットンは「肌触りがよい・刺激が少ない」「吸水・保水力が優れている」「使い捨てできて衛生的」など、猫のお手入れにうれしい特徴がいっぱい。なかでもカット綿(化粧用コットン)は、湿らせたり形を変えたりできるので、デリケートな顔周りのお手入れに最適です。

目もとのお手入れ

健康な猫でも、少しは目ヤニが出るもの。毎日1回はしっかりチェックして、汚れていたら湿らせたカット綿でお手入れをしましょう。ゴシゴシこすらず、手早くサッと拭くのがコツ。

1、湿らせたカット綿で目頭を押さえて・・・

撮影/佐藤正之
人差し指に湿らせたカット綿をのせるようにして、猫の目頭の下側をそっと押さえます。

湿らせ方

①38°C程度のぬるま湯を用意し、カット綿を浸します
②水が滴らない程度に、指先でギュッと絞ります

2、鼻の方向へサッ!!

撮影/佐藤正之
そのまま鼻のほうへスライドさせるようにサッと拭きます。

少量のカサカサした目ヤニなら、乾いたコットンを使って拭いてもOK

撮影/佐藤正之

耳の内側のお手入れ

耳アカの出方には個体差があります。1週間に1回はチェックし、汚れていたら、丸めて湿らせたカット綿でお手入れを。見える範囲の汚れをやさしく拭き取りましょう。

1、湿らせたカット綿で拭いて・・・

撮影/佐藤正之
丸めて湿らせたカット綿で、猫の耳の内側を凹みに沿わせるようにやさしく拭きます。

丸め方&湿らせ方

①カット綿の角を持ち、2枚に分けます。
②分けたうちの1枚を、2〜3回ちぎって細かくします。
③細かくしたものを集め、指先で直径約1cmに丸めます。
④38°C程度のぬるま湯に浸し、指先でギュッと絞ります。

2、乾いたカット綿で仕上げ

撮影/佐藤正之
乾いたままのカット綿で水分を拭き取ります。拭き取るのは耳の見える範囲でOK。

汚れが取れた!

撮影/佐藤正之

<POINT> 折れ耳のスコティッシュフォールドはこまめに

撮影/佐藤正之
耳の通気性が悪いためトラブルが起こりがちなので、週2回程度チェックを!

あごの下のお手入れ

皮脂腺が詰まると”猫挫創(ニキビ)”ができることも。軽い汚れは湿らせたカット綿、ガンコな汚れはオイルパックでケアを。ゴシゴシこするのではなく、汚れを緩めるよう意識して。

ガンコな汚れはオイルでパック

撮影/佐藤正之
あごに当てて20秒ほどパックして、人差し指で数回トントンと軽く刺激。その後、ぬるま湯で湿らせたカット綿で、緩んだ汚れと余分なオイルをやさしく拭き取ります。

オイルの付け方

①オリーブオイルなどの食用油を小皿に少量入れます。
②カット綿を2枚に分け、1枚を左右に薄く伸ばします。
③それを人差し指に巻き、オイルをほんの少量付けます。

軽い汚れは湿らせたカット綿で

撮影/佐藤正之
湿らせたカット綿を指先にのせて猫のあごに当て、クリクリと小さく振動させてマッサージします。
いかがでしたか? どれも「ちょっと汚れが気になるな」と思ったときにすぐ試せる気軽さがうれしいですよね。コットンは天然素材ですし洗剤なども使わないので、猫にも、そして地球にもやさしい方法といえます。ぜひ試してみて。

参考/「ねこのきもち」2020年5月号『コットン拭きでササッとかんたん愛猫ケア』(監修:アニマル・ケアサロンFLOLA医院長 日本ペットマッサージ協会理事 中桐由貴先生)
文/ハナマサ
撮影/佐藤正之
※この記事で使用している画像は2020年5月号『コットン拭きでササッとかんたん愛猫ケア』に掲載しているものです。
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