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生臭い口臭がしたらサインかも! 猫の病気「扁平上皮がん」
猫が高齢になるにつれ増加する「がん」。飼い猫の寿命が延びている昨今、がんと診断される猫も増えている傾向にあるのです。
この記事では、猫がとくになりやすいがんのうち「扁平上皮がん」について、くわしく解説!
この記事では、猫がとくになりやすいがんのうち「扁平上皮がん」について、くわしく解説!
扁平上皮がんってどんな病気?
扁平上皮がんとは、皮膚の粘膜などの「扁平上皮」と呼ばれる細胞が、がん化したもの。猫の場合は顔面、とくに口の中に多く見られます。
扁平上皮がんになると、初めは口の中に小さな潰瘍ができ、徐々に拡大していきます。
扁平上皮がんになると、初めは口の中に小さな潰瘍ができ、徐々に拡大していきます。
扁平上皮がんの症状は?
扁平上皮がんになると、下記のような症状が見られます。
・口のまわりを気にしてかく
・食べ方がぎこちない
・生臭い口臭がする
・頬が腫れる
・鼻水が出る
など。
・口のまわりを気にしてかく
・食べ方がぎこちない
・生臭い口臭がする
・頬が腫れる
・鼻水が出る
など。
扁平上皮がんの原因は?
扁平上皮がんは、日光の紫外線を長時間浴びることが原因のひとつと考えられ、その場合は被毛の薄い耳や、鼻に出やすいでしょう。
こんな猫は、扁平上皮がんに要注意!
扁平上皮がんは、紫外線の影響を受けやすい、毛色の白い猫が要注意だとされています。
扁平上皮がんの治療法は?
がんが皮膚にできた場合は、その部分や周辺を手術で切除していきます。ただ、口の奥にできていると手術は難しく、効果的な治療法がないケースもあります。
がんは不治の病の印象が強い病気ですが、「獣医腫瘍学は急速に進歩しています」と、池尻大橋ペットクリニックの遠藤美紀院長はいいます。
病気についての知識を持ち、定期的に健康診断を受けるなどの予防につとめ、愛猫をがんから守りましょう!
病気についての知識を持ち、定期的に健康診断を受けるなどの予防につとめ、愛猫をがんから守りましょう!
出典/「ねこのきもち」2016年12月号『気になるセカンドオピニオンについても 愛猫をがんから守りたい!』
(監修:池尻大橋ペットクリニック 遠藤美紀院長)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
(監修:池尻大橋ペットクリニック 遠藤美紀院長)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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