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もしも子猫を拾ったら。最初に『準備するべきもの』3つ

もしも子猫を保護した場合、お世話をするには猫グッズが欠かせません。では、最低限どんなものを準備しておくべきでしょうか? 
そこで今回は、子猫を飼うことになった場合、最初に準備するべき猫グッズについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

用意すべきもの①「寝床」

キジトラの福ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――もしも突然子猫を飼うことになった場合、「最初にこれだけは準備しておくべき!」という猫グッズには、どんなものがありますか?

岡本先生:
「子猫を家に迎えたとき、まず準備すべきことは寝床の確保です。子猫は初めての環境に戸惑って、疲れ果てているかもしれません。最初のうちは安心できるように、クレートなど隠れることができる囲まれた環境の寝床を用意してあげたり、毛布などで目隠しをしてあげるとより安心してくれるでしょう」

用意すべきもの②「トイレ」

MIX黒のいちこちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――まずは安心できる寝床の確保が大切ですね。ほかには、どんなものがありますか?

岡本先生:
「次に大切になってくるのは、トイレです。部屋の隅の静かな落ち着いた場所か、ゲージの中に猫砂を入れたトイレを置いてあげましょう。
子猫の行動をよく観察し、ニオイを嗅ぐ、そわそわ場所を探すなど、それらしい行動をとったときにはトイレに連れて行くようにするといいですね」

用意すべきもの③「食事・水」

ミヌエットのたーちゃんくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――トイレの確保も重要なんですね。ほかには、何かありますか?

岡本先生:
「最後に、フードと水の準備も忘れてはいけません。子猫を保護した場合、最初は環境に慣れず、フードを食べないかもしれません。食べないときは、ふやかしたドライフードやウェットフードなど数種類試して食べやすいものを選択してあげましょう。少量だけお皿に入れて置いくのも効果的です。しばらくして周囲の環境に慣れたら、食べ始める場合もあります」

子猫を迎えたとき気を付けること

茶トラのトラくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――子猫を飼うための準備として、まずは寝床とトイレ、食事の確保が必要なんですね。では、子猫のお世話をする際、最初はどんなことに気を付けたほうがよいですか?

岡本先生:
「食欲はあるか、元気はあるかという点が非常に大切なポイントになりますが、お迎えしたら、まずは早めに動物病院で健診を受けましょう。迎えたばかりのころは環境の変化で体調を崩しやすくなりますので、細心の注意を払ってください。
また、危ないことがない限りは、基本的に子猫の自由にさせましょう。ついつい構いたくなってしまいますが、そこはぐっとこらえて、好きにさせてあげることも大切です。数日経てば落ち着いてきて、環境にも慣れてくれるでしょう」
今回は、子猫を拾ったときに最初に準備するべきものと注意点について教えていただきました。子猫が安心して過ごせるよう、必要なものをしっかり準備してあげたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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