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室内飼いで逆に増えた猫の皮膚病 愛猫を守るための対策は

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ねこのきもち編集室調べによると、読者の3割強の愛猫が皮膚病になったことがあるという結果に。実際のところ、室内飼いが主流になった現在、ウイルスや寄生虫による感染症は減少傾向にありますが、逆に増えているのが皮膚病なのだそう。
獣医師の関口麻衣子先生に、室内飼いの猫が注意すべき皮膚病について教えていただきました。

室内にある皮膚病の要素は「密閉空間」「ダニ・カビ」「食べ物」「同居猫」

耳を掻く猫
bombermoon/gettyimages

《密閉された空間》
屋外に比べ空気の流れが制限される室内では、気温や湿度が上がりやすい傾向にあります。ジメジメした環境は、あごニキビやスタッドテイルの原因になることも。

《ダニ・カビ》
アトピー性皮膚炎の原因になる「チリダニ」は、室内でしか生息できません。猫カビの原因になるカビも、通年暖かい室内において繁殖力を増します。

《食べ物》
もともと猫は、鳥やネズミを主食としてきました。フードでアレルギーを起こす猫には、カツオやマグロなどの魚肉が入ったものに反応するコが比較的多いようです。

《ほかの猫》
たとえば猫カビは、猫同士でうつる病気。未発症でも、菌をもつ猫とじゃれ合うことで、免疫力の弱い猫は発症してしまう場合があります。

こまめなブラッシングと殺菌&換気でお手入れを

ブラッシングされる猫
FotoMirta/gettyimages

すべての皮膚病の対策として有効なのは、猫自身や猫の周りの清潔を保つこと。こまめにブラッシングすることで、皮膚病の予防や早期発見につながります。
また、ダニやカビは猫のフケや抜け毛をエサに繁殖するので、猫グッズは塩素系の漂白剤で洗い、薬剤が残らないようしっかりすすぎましょう。換気して部屋の湿度を下げるのも効果的です。

免疫力や体力が低い猫は特に注意

子猫
RalchevDesign/gettyimages

本来、皮膚には異物が体内に入るのを防ぐ“バリア機能”があります。しかし、体力や免疫力が弱い子猫やシニア猫、持病がある猫などはその機能が低く、体内外の刺激に対して過敏に反応しがちです。
これらの猫は、健康で元気な猫であれば平気な環境下でもかゆみや違和感を覚えやすいため、より注意が必要といえます。さらにそれを掻くことが刺激になって、余計に症状が悪化してしまうこともあるでしょう。

今回ご紹介した以外にも、猫の皮膚病とその原因は多岐にわたります。皮膚病の治療には毎日の投薬が必須ですが、薬の用量を誤ると場合によっては悪化させてしまうことも。
気になることがあればかかりつけの獣医師に相談しながら、大切な愛猫の健康を守っていきましょう。

お話を伺った先生/関口麻衣子先生(獣医師)
参考/「ねこのきもち」2018年7月号『最新情報や気になるワードも 猫医療の現場から Vol.2 皮膚病』
文/緒方るりこ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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