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猫をブラッシングしながらチェックしたい猫の体のポイントは? お手入れしながら健康チェック

猫の毛並みを整えるために行うブラッシングは、愛猫のリラックスやコミュニケーション、病気の早期発見など、さまざまな効果が望めるお手入れです。

今回は、ブラッシングが持つメリットや、ブラッシング中に気付きやすい病気などを、アニマル・ケアサロンFLORA院長の中桐由貴先生に伺いました。

ブラッシング+マッサージで、愛猫の健康維持を

メインクーンの銀次郎くん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の毛並みを整えながら、スキンシップの役割も担ってくれるラッシング。マッサージをするようにブラッシングを行えば、むくみ予防や血行促進など、さまざまな健康効果も期待できます。

そしてとても大切なのが、ブラッシングしながら愛猫と触れ合い、体をチェックすること。抜け毛やしこりなどの異常をいち早く見つけることができれば、病気の早期発見につながるのです。

一部の毛が抜けていたら?

ラグドールのみるくちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ブラッシング中、一部の毛が抜けていることに気付いたら、それは皮膚炎かもしれません。猫に多い皮膚の炎症は、脱毛の症状が見られる場合があるためです。
治りやすい病気ではあるものの、悪化する前に治療することが大切なので、脱毛の症状が見られたら早めに動物病院を受診しましょう。

体にしこりがあったら?

Mix(茶×白)のみなとくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ブラッシングをしながら猫の体を触っていると、小さなしこりが見つかることがあります。それは外傷や脂肪腫、なかには悪性腫瘍などのおそれがあるものもあります。
コームや小さめのブラシを使う際は、毛をかき分けながら体をくまなくチェックする習慣をつけましょう。

あごに黒いブツブツがあったら?

スコティッシュフォールドのマメくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のあごに黒いブツブツがある場合は、あごニキビのおそれがあります。あごは皮脂の分泌が多いうえ、猫自身で毛づくろいができません。
よく見ないと気付けないこともあるため、ブラッシングの際は口周りのチェックも欠かさずに。
ブラッシングは毛を整えるだけでなく、愛猫の健康維持にも大いに役立ちます。毎日10分程度は時間を設け、スキンシップをとりながらブラッシングしてあげましょうね。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA院長 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2021年5月号『健康も!キレイも!猫にイイコトが、全部叶っちゃう 魅惑のブラッシングマッサージ』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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