猫と暮らす
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抱っこしてみたら…口が臭い! 気になる猫の口臭はニオイのタイプで病気がわかる
生ごみの腐ったようなニオイは「歯周病」
症状としては、猫の歯が黄ばんでいたり、歯ぐきが赤く腫れて炎症を起こしていたりします。このような歯周病が進行していくと、ドライフードなどの硬いものが食べにくくなる、よだれの量が増えるなどの症状もあらわれます。
生臭い異臭は「口内炎」
猫の口内には虫歯の原因であるミュータンス菌がいないため虫歯のリスクはほとんどないものの、一方で歯石はできやすく、ウイルスや口内細菌、本人の免疫など様々な要因で歯ぐきや口の中に口内炎を発症してしまうことが。
頬の内側や喉元や歯ぐきの周辺などが赤くただれ、痛みを伴うため、普段より食欲がなくなったり、元気がなくなったりします。
便やおなら・納豆のようなニオイは「胃炎・食道炎」
二日酔いになったときと同じようなニオイは「糖尿病」
尿毒症性口臭という独特の口臭「腎不全」
アンモニア臭のような不快なニオイがするほか、尿毒症性口臭という独特の口臭を発することも。
病気以外で考えられる原因は?
病気以外が原因の猫の口臭は、歯みがきなどのケアで改善できることもあります。
いずれにせよ猫の口臭が気になる場合は、たかが口臭と放置せずに、原因の特定のためにも気軽に獣医師に相談してみるのがおすすめですよ。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫の口臭がする原因と対策、おすすめのケア商品を紹介』
文/田山郁
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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