猫を飼育するうえで、動物病院とのお付き合いは欠かせません。病気やケガだけでなく、健康診断やワクチンなど、さまざまなタイミングでお世話になります。しかし、猫自身が動物病院を怖がっていると、行くたびにストレスになってしまいますよね。
そこで今回は、動物病院への慣れさせ方や、動物病院で気を付けた方がいいことなどを、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺いました。
動物病院に慣れておいた方がいい理由
猫が生涯にわたってお世話になる動物病院。しかし初めて動物病院に行ったときに、注射や手術などの怖い・痛い経験をしてしまうと、猫は動物病院に悪いイメージを持ち、行くたびにストレスになってしまう場合があります。
なるべく早いうちから動物病院に慣れておくことで、ストレスを感じにくくなる可能性があるのです。
「痛くない」「嫌なことをしない」診察で動物病院に慣れていこう
愛猫を動物病院に慣れさせるには、「痛くない」「嫌な事をしない」診察診察を繰り返し、病院は怖くないと思わせることが重要です。猫を迎えたら、まずは健康診断で動物病院を受診。その後も発育状態の確認を兼ねた体重測定やワクチン接種時期の相談など、何度かは痛くないことをしに動物病院へ連れて行くのをおすすめします。
動物病院の待合室で気を付けることは?
猫を飼い始めたばかりの飼い主さんの中には、動物病院での立ち振る舞いがよくわからないかたもいますよね。ここでは、動物病院の待合室にいるときのよくある疑問にお答えします。
猫が不安がって鳴いているときはどうすればいい?
柔らかい素材のキャリーケースなら、ケース越しに猫の体に触れてあげると、飼い主さんの体温が伝わって落ち着きやすくなります。それが難しい場合は、あらかじめ猫を洗濯ネットや座布団カバーなどで包んでから、キャリーケースに入れてあげてください。猫は布類にくるまれていると、隠れているつもりになり安心します。
キャリーケースから猫を出してもいい?
ほかの飼い主さんや動物がいないからといって、愛猫を出してしまうのは絶対にNG。ほかの誰かが扉を開けたときに、病院の外に逃げてしまうおそれがあります。獣医師の指示があるまで、猫はキャリーケースに入れたままにしておきましょう。
愛猫を、ほかの猫や飼い主さんと接触させてもいい?
ほかの猫との接触は、猫自身のストレスになることが。また、病気感染のリスクもあるため、病院内でほかの猫や飼い主さんと接触するのは避けましょう。
動物病院に慣れておけば、無用なストレスを減らすことができます。猫を迎えたら、なるべく早く慣れてもらうよう、工夫してみましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
参考/「ねこのきもち」特別編集『改訂版 はじめて子猫がウチに来たら すぐ役立つ育て方BOOK 子ねこのきもち』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。