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猫を怖い感染症から守るために 飼い主さんができる3つのポイント

人の世界では、さまざまな感染症が猛威を振るっていますが、猫の世界にも多くの感染症が存在しています。猫の命に関わる怖い病気も、少なくありません。
感染している猫との接触や食器の共有、病原体が付着した飼い主さんの衣類などが感染源になるため、普段から飼い主さんがしっかりと感染症対策をしなければいけないのです。

今回は、愛猫を感染症から守るために飼い主さんができることを、獣医師の田草川佳実先生に伺いました。

完全室内飼育+脱走防止を徹底する

寝そべる猫
AaronAmat/gettyimages
猫が外に出ると、外猫と触れ合ったりケンカをしたり、外猫の分泌物や排せつ物に触れたりなど、さまざまな要因で感染症に罹患する確率が上がってしまいます。
愛猫を守るには、家から出さないことが一番です。脱走を防止するのはもちろんですが、普段から完全室内飼育を徹底しましょう。

ワクチン接種で病気の予防をする

病院にいる猫
Viktoriia Hnatiuk/gettyimages
ウイルスや細菌による感染症の中には、ワクチンで予防ができる病気も少なくありません。ワクチンを接種することで、感染予防・発症予防・重症化予防といった効果が期待できます。また、ノミなどの寄生虫にも予防薬があるので、見逃せません。
かかりつけ医と相談し、適切なタイミングでワクチンの接種や予防薬の投薬を行いましょう。

飼い主さんは外から帰ったら手洗いをする

撫でられる猫
disqis/gettyimages
飼い主さんが屋外から持ち込んだ病原体が原因で、愛猫が感染してしまうケースもあります。外から帰ってきたら、必ず丁寧な手洗いを。人の感染症対策は、愛猫の感染症対策にもつながるのです。
また、外で猫と触れ合った際は、帰宅後に手洗いだけでなく洋服の着替えや靴の砂落としなども行い、感染源を家に持ち込まないように気を付けましょう。
愛猫の感染症は、飼い主さんの努力である程度予防できます。愛猫の健康を守るためにも、しっかりと感染対策を行いましょう。
お話を伺った先生/田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考/「ねこのきもち」2022年3月号『感染ルート・対策の知識が予防につながる! 本当に怖い猫の感染症』
文/東里奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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