猫と暮らす
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実はいまだに解明されていない猫がゴロゴロいう仕組み ゴロゴロするときの猫の心理は
愛猫が「ゴロゴロ」と鳴らしている音を聞いたことはありますか? ただ鳴いているだけと思われがちですが、じつはゴロゴロ音には謎がいっぱいのようです。今回は猫がゴロゴロと鳴くしくみや、ゴロゴロ音の高低、シーンによって変わる猫の気持ちについてご紹介します。
「ゴロゴロ」と音が出るしくみ
猫が「ゴロゴロ」と鳴いているのを聞いたことはありますか?
じつは、猫がゴロゴロと音を出す理由はいまだはっきりとは解明されていません。しかし長年の研究から、猫の鳴き声とゴロゴロ音は周波数が異なり、ゴロゴロ音を出すのは、鳴き声をつくる声帯とは異なる部位で鳴っているのではないかという説が浮上したそうです。
また、ゴロゴロ音を出しながら鳴けること、ゴロゴロ音は空気を吸いながらが発生するなど、さまざまな事実が明らかになっています。
じつは、猫がゴロゴロと音を出す理由はいまだはっきりとは解明されていません。しかし長年の研究から、猫の鳴き声とゴロゴロ音は周波数が異なり、ゴロゴロ音を出すのは、鳴き声をつくる声帯とは異なる部位で鳴っているのではないかという説が浮上したそうです。
また、ゴロゴロ音を出しながら鳴けること、ゴロゴロ音は空気を吸いながらが発生するなど、さまざまな事実が明らかになっています。
ゴロゴロ音の高低によって気持ちが違う
低いときは甘えている
リラックスしているときや、幸せを感じているときに猫はゴロゴロとのどを鳴らすことが多く、ゴロゴロ鳴いているのは甘えているときというのが一般的でしょう。中低音でゴロゴロと鳴くことが特徴で、飼い主さんのことを母猫と同じように認識する傾向があるため、ゴロゴロと鳴らしながらすり寄ってくることもあるでしょう。
ピンチや苦しいときも低い
ピンチや苦しいときにも、自分を安心させるために低くゴロゴロと鳴くことがあります。ケガをしたときやケンカを避けようとしたとき、死に際や分娩のときなどにも鳴らすことがあるため、いつもより低いゴロゴロという音を聞いたときは、猫の様子を注意して観察しましょう。
高いときは要求している
生まれたばかりの子猫は目が見えないため、母猫はゴロゴロ音で振動を起こし、近くにいることを子猫に伝えます。子猫も、母猫に空腹や遊んでほしいという気持ちをゴロゴロ音で伝えることあるようです。
その名残から、大きく成長してからもなにか要求するときはゴロゴロとのどを鳴らすことがあります。飼い主さんに近づきながら少し高めのゴロゴロ音を鳴らしているときは、なにか要求しているのかもしれません。
その名残から、大きく成長してからもなにか要求するときはゴロゴロとのどを鳴らすことがあります。飼い主さんに近づきながら少し高めのゴロゴロ音を鳴らしているときは、なにか要求しているのかもしれません。
このときのゴロゴロはこんな気持ち
ゴロゴロ鳴きながらふみふみしている
ふみふみするしぐさは、甘えたいときにみられるしぐさです。猫が飼い主さんのことを心から信頼していて、子猫時代に戻った気持ちでいるのでしょう。そのため、ゴロゴロ音と同時にふみふみしている場合は、幸福感でいっぱいだといえるでしょう。
ゴロゴロ鳴きながら噛んだり蹴ったりする
噛まれると機嫌が悪いのかなと考えてしまいますが、甘えているときや遊んでいるときも噛むことがあるので、ゴロゴロと鳴きながら噛んだり蹴ったりする場合は、「甘えている」か「遊んでいる」ときの可能性が高いでしょう。とくに甘噛みしながら蹴ってくる場合は、遊びたいという気持ちの強さからかもしれません。
まだまだ謎が多い猫のゴロゴロ音ですが、ゴロゴロ音は猫にとってコミュニケーションの1つになります。猫がゴロゴロと鳴いているときは、どんな気持ちなのかなと考えながら接してみてはいかがでしょうか。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【話題のゴロゴロ音動画も】猫がゴロゴロとのどを鳴らす理由とは』(監修:ねこのきもち獣医師相談室)
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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