猫と暮らす
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来客や写真撮影が猫のストレスに! 年末年始に気を付けたいこと
そこで今回は、年末年始に起こりやすい猫のストレスシチュエーションについて、獣医師の藤井仁美先生に伺いました。
「来客」は縄張りへの侵入者
例えば、クリスマスにサンタクロースの格好をした男性が現われた場合。大柄の男性は猫に警戒されやすく、見慣れない変装をした人は、たとえ家族であっても猫を驚かせます。また、年末年始に親戚の子どもが遊びにくることがありますが、子どもは「猫を気遣う」ことが難しいため、しつこく構い過ぎた結果猫が恐怖を感じ、子どもに対して攻撃的になるケースも。
一番の対策は、来客と猫を対面させないことです。猫を別室に移動させたり、ケージに入れて隔離したりするといいでしょう。隔離が難しい場合は、来客に極力猫にかまわないようお願いしておくと安心です。
「誤食」は猫の健康を脅かす
猫がじゃれつきそうな小物や衣類は、猫の目に入らないようにするのがベスト。クリスマスツリーなど猫から隠すのが難しい場合は、柵を設けるなどして猫が触れないよう配慮してください。
猫にとって「拘束」となることもある写真撮影
猫の写真を撮影する場合は、短時間ですませたり休憩を挟んだりして、愛猫の負担を極力減らす工夫を。服を着せたいのなら、せめて着脱が容易な帽子などをチョイスしましょう。また、撮影中におやつを与えたり、抱っこせずにいすなどに座らせた状態で撮ったりするのも、ストレスを減らすことにつながります。
参考/「ねこのきもち」2018年12月号『「寒さ」だけじゃない、「寒さ対策」までもが… じつは多い 冬のストレス、大丈夫?』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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