猫と暮らす
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猫飼いの悩みのタネ「猫の抜け毛」 大量に抜ける理由とお手入れや掃除のコツ
猫の毛がたくさん抜ける原因は?
ダブルコートだから
ダブルコートは、外側に接しているオーバーコートと、皮膚に近い内側に生えているアンダーコートの二層構造になっているのが特徴。シングルコートの猫でも抜け毛はありますが、アンダーコートのある猫の方がより抜け毛は多く感じられるでしょう。
換毛期だから
冬を迎える前はボリュームのある被毛に生え変わり、春にはそれが抜け落ちてさっぱりとした被毛に変わっていきます。猫によっては、通常時の10倍以上も抜け毛が増えることがありますよ。
ストレスや病気によるもの
病気が原因の抜け毛もあり、ノミや食べ物のアレルギー、疥癬や皮膚糸状菌症などが考えられます。大量の抜け毛を飲み込むことで病気になることもあるので、心配なときはかかりつけの獣医師に診てもらいましょう。
抜け毛を防ぐためにしてあげられることは?
ブラッシングをして効率よく抜け毛を除去してあげることが大切。短毛種はラバーブラシ、長毛種はスリッカーとコームのダブル使いがよいでしょう。換毛期の間は、長毛猫は1日2回、短毛猫は1日1回のお手入れが目安です。
猫が嫌がらないことが前提ですが、シャンプーも効果的です。短毛種は春と秋、長毛種は月1回程度を目安にしましょう。半乾きは雑菌が繁殖しやすくなるので、しっかりと乾かしあげてくださいね。シャンプーが苦手な猫には、固く絞ったぬれタオルや、猫用のボディタオルで体を拭くだけでもOKです。
換毛期はお部屋掃除も念入りに
掃除機をかけるときは、床材にあわせて動かし方を変えてみてください。フローリングは板目に沿って、畳の場合は溝の上で数秒ストップさせてじっくりと吸い取りましょう。ラグやカーペットは、毛を起こす要領でかけていきます。
掃除機をかけにくいキャットタワーには、「ゴム手袋」がおすすめ。手にはめてなでるだけで、繊維に絡んだ毛を集められますよ。ハウスの中にも手を入れて、家中くまなく掃除しましょう。
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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