猫と暮らす
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猫の体から聞こえる音でわかる病気 胸から「ヒューヒュー」、鼻から「ゴーゴー」「フガフガ」
呼吸器疾患の疑いがある音
喘息は、なにかしらのアレルゲンに過剰反応して、呼吸の通り道である気道が炎症によりせまくなり、激しく続く咳や息切れなどの喘息発作の症状が起こります。
気管支や肺に炎症が起こるのが気管支炎と肺炎です。気管支炎は「ケホケホ」と乾いた咳をし、肺炎は「ゴホッ」と痰が絡んだような湿った咳をする傾向に。猫カゼをこじらせると、気管支炎と肺炎を併発するケースもあります。
鼻がつまって息苦しさを感じているかも
猫カゼは、猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルスなどの感染が原因となり発症し、鼻水やくしゃみ、目ヤニや涙など、人の風邪と似たような症状がみられるでしょう。
猫カゼのウイルスが鼻腔内で増殖すると、鼻炎を併発するケースも。水のような鼻水が少しずつ粘り気のあるものに変わり、鼻づまりを起こしやすくなります。猫カゼは再発も多い病気なので、注意しましょう。
睡眠中にこんな音が聞こえたら……
副鼻腔炎は、鼻の奥にある副鼻腔に炎症が起きている状態です。毎回大きないびきをかいたり、いびきのあとに覚醒がみられたりしたら副鼻腔炎の可能性が考えられます。
参考/「ねこのきもち」2022年12月号『12月6日は「音の日」 要受診! 猫の体から発する音で気付く病気』
文/山村晴美
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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