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猫とおしゃべりができるかも 猫の鳴き声で気持ちを知るポイントは「長さ・大きさ・高さ」

猫は言葉こそ発しませんが、さまざまな方法で飼い主さんに気持ちを伝えているそう。その手段のひとつが「鳴き声」。今回は動物看護師の小野寺温先生に、愛猫の鳴き声から気持ちを知る手がかりや、飼い主さんのお返事の仕方について伺いました。

鳴き声の「大きさ」「長さ」「高さ」を手がかりに気持ちを知ろう

レオ 白
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫はもともと単独で行動する動物ですが、飼い猫として自分の願いを飼い主さんに叶えてもらう手段として、鳴くことを覚えたといわれています。愛猫が鳴いている状況で主張の内容がわかることもありますが、鳴き声の3つの特徴「大きさ」「長さ」「高さ」に注目すると、愛猫が言いたいことの手がかりを見出すことができます。

「大きい」「長い」は主張の表れ

「大きめ」「長め」の鳴き声のときは、何か主張があるかもしれません。鳴いても願いが叶わない場合、猫はさらに長く、大きく鳴いてアピールするようになります。この場合は「高さ」もポイントに。高い声のときは、子猫が母猫にするような甘え気分。低い声のときは不安があるといえます。

「小さい」「短い」は軽いコミュニケーション

猫の鳴き声が「小さい」「短い」なら、ちょっとした気持ちを軽いコミュニケーションのつもりで表現しているのだと考えられます。鳴いているときの状況にもよりますが、軽めの挨拶やちょっとしたお返事、控えめなかまってサインかもしれません。

愛猫とのおしゃべりもできるかも!

マロン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が鳴き声でお願いをしてきたとき、お世話などでそれに応じれば、それだけでも“おしゃべり”は成り立っていると考えられます。それに加えて、飼い主さんの感情が伝わっている実感が持てると、本当におしゃべりしているようで嬉しくなりますよね。気持ちが伝わる言葉がけのコツをマスターしましょう。

猫がそばで鳴いたときはお返事してみよう

猫が鳴きながら近くに来たら、人にお返事するように話しかけてOK。「遊んでほしいの?」「どうしたの?」などとやわらかい声でお返事してみて。飼い主さんの言葉の意味は理解できなくても、いつも同じフレーズで返事をもらうと、猫はそのうち“嬉しいお返事”として覚えてくれるでしょう。

イイコトだとわかる単語でお返事してみよう

すぐには猫のそばに行けないときは、言葉だけで返してみて。猫は2〜3単語なら理解できるといわれ、大好きな単語ならイイコトとして覚えています。猫の名前や「ゴハン」などの単語でお返事してみて。それだけでも愛猫を喜ばせることができるでしょう。

猫が鳴いたときは意思疎通のチャンス

こはる
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫と意思疎通がはかれると毎日が楽しくなりますね! 愛猫が鳴いてくれたらおしゃべりのチャンス。鳴き声に込められた気持ちをしっかりキャッチして、愛猫とのコミュニケーションを楽しみましょう。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学助教 動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2019年03月号『猫語をひも解くヒント集 鳴き声で気持ちはわかります!』
文/仲田陽子
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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