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ふみふみ、くねくね、のびー。猫がよくするしぐさの意味を専門家に聞いた

猫のしぐさはかわいくてキュンキュンするものばかり。今回は数ある猫のしぐさのなかから、「ふみふみ」「ゴロゴロ音」「くねくね」「伸び」の4つをピックアップ。しぐさに秘められた猫の気持ちについて、獣医師の菊池亜都子先生に教えていただきました。

ふみふみ

ふみふみするミヌエットのそらくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「ふみふみ」は、猫がやわらかい布の上などで両前足を交互に動かすしぐさのこと。かつて母猫のお乳を飲んでいた頃、おっぱいを押して刺激していたときの名残といわれています。野生の猫は成猫になるとしなくなりますが、飼い猫は成長しても子猫気分なので、甘えモードになるとふみふみすることがあります。

ゴロゴロとのどを鳴らす

ゴロニャンするきなこちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は声帯を振動させることで、のどを鳴らしていると考えられています。そのときの気分で周波数が異なり、ゴキゲンなときは25Hz、ストレス感じているときは40Hzくらいになるという説も。また、ゴロゴロ音には治癒効果があると考えられていることから、狩りでできた生傷を治すために身に付けたのではないかともいわれています。

くねくね

くねくねするマンチカンのねこちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
急所であるお腹を見せるのは、敵意がないという証。リラックスしきっていると考えられます。その状態で相手に向かってくねくねと体を動かすのは、一緒に遊んでほしいというアピールなのでしょう。

伸びをする

伸び伸びをする誉くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は歩き始めるときや目覚めたときなどに、ぐいーっと伸びをします。これは野生時代、いつでもすぐに獲物を捕まえられるよう体をならし、調子を整えていたときの名残。活発に動く前に体のさまざまな部位を伸ばす、準備運動のようなものと考えていいでしょう。
猫のしぐさには、そのときの心情やもともとの生態が深く関わっています。それぞれのしぐさをする意味がわかれば、さらに猫のことが愛しく思えますね。
お話を伺った先生/菊池亜都子先生(獣医師 獣医行動診療科認定医)
参考/「ねこのきもち」2020年6月号『15のしぐさに秘められたねこのきもち』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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