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猫の耳のお手入れは綿棒よりコットンがおすすめの理由 正しいやり方とコツを獣医師に聞いた
猫の耳のケアは猫種、季節によって必要性の有無が異なります。また、体質によってトラブルを起こしやすい猫もいるため、定期的なチェックをしておくと安心です。
そこで今回は、具体的な耳掃除の仕方や綿棒での耳掃除がNGな理由について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
そこで今回は、具体的な耳掃除の仕方や綿棒での耳掃除がNGな理由について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
猫の耳掃除をするタイミング
猫の耳アカは自然に取れていくことが多く、耳アカを取るための耳掃除は基本的には必要ありません。ただし、体質で耳アカが多い子や、分泌物が増え、耳アカも多くなる春から夏と梅雨の時期は、耳掃除をしたほうがよいケースもあります。
また、スコティッシュフォールドといった垂れ耳の猫種は通気性が悪く、耳アカが溜まることで耳の病気を引き起こすこともあるため注意が必要です。
なお、耳掃除の必要があるかどうかのチェックは週1回程度、垂れ耳の猫種は週2回程度行うとよいでしょう。
また、スコティッシュフォールドといった垂れ耳の猫種は通気性が悪く、耳アカが溜まることで耳の病気を引き起こすこともあるため注意が必要です。
なお、耳掃除の必要があるかどうかのチェックは週1回程度、垂れ耳の猫種は週2回程度行うとよいでしょう。
綿棒はNG! 耳掃除におすすめのアイテム
チェックで汚れが確認できたら、耳掃除をする必要があります。
猫の耳掃除に必要なアイテムは、コットンとベビーオイルまたは猫用のイヤークリーナーです。面の広いコットンで拭き取る要領で進めます。
耳掃除は「やさしく」が基本です。綿棒やタオル、指で直接こすると刺激が強すぎて耳を傷つけるおそれがあります。また、アルコール綿や被毛用シャンプーシートの使用も避けましょう。
猫の耳掃除に必要なアイテムは、コットンとベビーオイルまたは猫用のイヤークリーナーです。面の広いコットンで拭き取る要領で進めます。
耳掃除は「やさしく」が基本です。綿棒やタオル、指で直接こすると刺激が強すぎて耳を傷つけるおそれがあります。また、アルコール綿や被毛用シャンプーシートの使用も避けましょう。
耳掃除の3ステップ
耳のお手入れは次の3ステップで進めます。
このとき、目視できる耳の穴の入り口までにとどめておいてください。また、汚れたコットンはその都度交換するようにしましょう。
- 4cm四方にカットしたコットンの半分が湿るくらいにオイルをつけ、人差し指に乗せる
- 耳の穴に入れ、指をクルクルとゆっくり数回まわす
- 取れた耳アカをコットンの端ですくい取る
このとき、目視できる耳の穴の入り口までにとどめておいてください。また、汚れたコットンはその都度交換するようにしましょう。
猫の耳掃除は、汚れがあるときにだけ実施します。週1回程度のチェックを行い、必要に合わせてコットンで拭き取るようにしましょう。綿棒は猫の耳には刺激が強すぎるため使用には向きません。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『綿棒は実はNG! 猫の耳掃除、正しいお手入れ頻度とやり方のコツ』
文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『綿棒は実はNG! 猫の耳掃除、正しいお手入れ頻度とやり方のコツ』
文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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