猫と暮らす
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猫を飼う人は知っておきたい「下部尿路疾患」 尿石症や膀胱炎は早期発見がカギ
健康診断で気づきやすい「尿石症」
体質のほかにも、食事の成分が関連していることもあり、療法食に切り替えることも。療法食に切り替えると、尿のpHに作用し、結晶を溶かしやすく、結石になりにくい環境を整えてくれます。
突発性の膀胱炎にも要注意
細菌や結石・結晶などの原因がはっきりしている膀胱炎のほかに、はっきりとした原因がなく発症する「突発性膀胱炎」もあります。
原因はストレスや水分摂取量の不足などが考えられるため、日頃のストレスを取り除いたり、トイレ環境を見直し、ウェットフードで水分を多めに摂取したりする工夫が必要です。
下部尿路疾患の体験談
「尿検査によって小さな結晶がみつかりましたが、頻尿や血尿の症状は見られず、経過観察に。フードを療法食に変更したせいか、その後尿トラブルも起きず安定しています」
レントゲン検査で発覚した膀胱炎
「レントゲン検査によって膀胱の厚さの異変に気が付き、膀胱炎が発覚しました。投薬して経過観察したところ、排尿も通常に戻りました」
参考/「ねこのきもち」2023年5月号『健康寿命を延ばすために定期的な検査を! 健康診断で見つかりやすい猫の病気』
文/山村晴美
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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