猫と暮らす
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室内飼いの猫は刺激が不足? 猫に与えたい「いい刺激」を専門家に聞いた
こんな刺激や刺激不足には要注意
室内飼いの猫にとって、見知らぬ外猫の存在は脅威になります。発情期の外猫は、大きい声で鳴いたり、攻撃的な態度を見せたりと挑発的な態度をとることもあるため、強いストレスとなり、不要な刺激といえそうです。
刺激がないこともストレスに
猫も人と同じように、夢中になれるものが何もないと退屈してストレスになってしまいます。
狩りの疑似体験などの遊びは、本能を満たしてくれるため、猫にとっても大きな刺激となりますが、それ以外にも猫の五感を刺激できるような工夫をしましょう。
適度な刺激で心身を活性化させよう
不安や脅威を与えるような刺激は必要ありませんが、猫の心身を活性化させるために、「いい刺激」を適度に与えることで、充実した猫生活を送れるようにしましょう。
猫にとっていい刺激とは?
愛猫が気持ちよさそうにする場所を押したりつまんだりするマッサージは、心身をリラックスさせ、いい刺激となり、健康維持にも繋がります。顔まわりを指でやさしくなでるなどして、コミュニケーションの一環として習慣づけるのもおすすめです。
フードやおやつを使ってトレーニング
少し難しいトレーニングは、猫の脳にとっていい刺激に。
たとえば、飼い主さんが「オテ」といったときに、手のひらに前足をのせたらおやつをもらうことができる、などの流れを繰り返すことで、オテをマスターすることができる猫もいるようです。
外猫を高いところから見下ろす
窓の向こうに外猫が現れたときも、猫タワーなどの高い位置から見下ろせることで、自分が優位にある気分になり、過度に興奮しにくくなります。外を広々と眺めることもできるので、いい刺激を与える効果も期待できるでしょう。
窓を開けて外のニオイを感じさせる
網戸の状態で窓を少し開けておくと、風が猫の被毛をなびかせる感覚や、草木のニオイなど、室内では味わうことができない自然の刺激を体全体で感じることができます。
網戸にする際は、猫が開けて出られない工夫をしておきましょう。
参考/「ねこのきもち」2023年4月号『頭文字SPRINGに鍵があった!春ストレスに打ち勝つ猫生活、始めましょう』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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