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そうだったの?猫にとってよくないNGなお手入れの方法を獣医師に聞いた

蒸し暑い季節の気温と湿度は、猫の体にとって汚れやニオイの原因になることもあるため、お手入れ方法には気をつけたいもの。今回は、この時季だからこそうっかりやりがちな“NGお手入れ”について、トリミングサロン代表の花島秀俊先生に教えていただきました。

アルコール入りウェットシートでお手入れをする

猫のグルーミング
rai/gettyimages
アルコール入りウェットシートは人の手指などの洗浄には一般的ですが、猫にとっては危険なものになります。猫は体内でアルコールを分解することができないため、アルコール入りウェットシートでお手入れした毛をなめてしまうと、体調に異変が起こる可能性も。
猫の体を拭くときは、人用のウェットシートではなく、ペット用として販売されているものを使用しましょう。

綿棒を使ったお手入れ

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ablokhin/gettyimages
耳の中は皮膚がやわらかいため、乾いた綿棒をいれてゴシゴシとこすってしまうと赤くなってしまいます。また、猫が動いた拍子に綿棒が奥まで入ってしまい、傷つけてしまうことも。
耳の中の汚れが気になるときは、湿らせたコットンで、目に見える範囲の汚れを優しく拭き取ってあげましょう。

肛門をティッシュで拭く

手は、猫を愛撫します。
Voren1/gettyimages
肛門まわりの皮膚はデリケートなため、乾いたティッシュでこすると皮膚に負担がかかってしまいます。
乾いた汚れは、濡らしたコットンやガーゼを当て、ふやかしてから拭き取りましょう。毛に少量のウンチが付着している場合は、目の細かいコームを使ってとかすと取ることができますよ。
お手入れの頻度が多くなると、簡単にできる方法をついやってしまいがちですが、猫の皮膚などを傷つけないためにも、正しいお手入れ方法で行いましょう。
お話を伺った先生/花島秀俊先生(有限会社キティボックス代表 全国キャットクラブ学術顧問 ちば愛犬動物フラワー学園「キャットプロコース」講師)
参考/「ねこのきもち」2022年8月号『間違った方法がトラブルの原因に?!うっかりやりがちな夏のNGお手入れ』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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