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生まれて間もない子猫を迎えてたら 知っておきたい必要なグッズとお世話のコツ

生後1ヶ月半未満の子猫は、通常であれば母猫がお世話をする時期です。しかしさまざまな事情から、そんな授乳期の子猫のお世話をしなければならなくなる場合もあるかもしれません。そうなった場合、どのようなグッズが必要なのでしょうか。
今回は、授乳期の子猫をお世話する際のポイントと必要なグッズについて、獣医師の長谷川諒先生に教えていただきました。

授乳期の子猫のお世話ポイント

生まれて間もない子猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
授乳期の子猫をお世話するときは「体温保持」「哺乳」「排泄」の3つが重要です。

体温保持

生後1週間くらいまでの子猫は、自分で体温の調節ができません。本来は、母猫にくっついて体温を保持しています。

人が代わりに育てる場合は室温を24~25℃にキープし、ペット用ヒーターなどを利用して、子猫の寝床を母猫の体温に近い30~35℃に調整しましょう。

哺乳

子猫が鳴いたらミルクを与えます。猫の体温と同程度の温度の子猫用ミルクを、哺乳びんであげましょう。もし子猫が弱っている場合は、スポイトで与えてください。

排泄

3週齢前後までの子猫は、母猫にお尻をなめてもらうことで排泄します。

人が代わりにする場合は、ぬるま湯に浸したガーゼなどで、肛門近くを軽く刺激してあげましょう。腸の働きが活発になり排便しやすくなる食後に行います。

授乳期の子猫のお世話に必要なグッズ

ミケのももちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
授乳期の子猫のお世話に必要なグッズを紹介します。

ペット用ヒーター

熱くなり過ぎず、オシッコなどで汚れても手入れができるペット用のものを選びましょう。

子猫用ミルク

犬用や成猫用のミルクもありますが、栄養バランスが違うので、必ず「子猫用」と書かれたものを選んでください。

段ボール箱・ベッドに使える素材

段ボール箱は2~3週間ほどの間、仮の寝床として使用します。自力で出られない深さで空気穴がある、フタ付きの箱を選びましょう。排泄物などで汚れた場合は、箱ごと交換してあげてください。

ベッドに使える素材は、柔らかくて吸水性のある、洗える素材のものを選びましょう。タオルやフリースのほか、小さなクッションもよいでしょう。

トイレ容器と砂

猫用トイレは、フチの低い料理用のバットや食器用の水切りカゴで代用してもいいでしょう。その中に、トイレ用の猫砂や、細かく切った新聞紙を入れてください。
授乳期の子猫には、母猫のお世話に近い環境が必要です。獣医師などに相談しながら、適切な環境を整えてあげましょう!
お話を伺った先生/長谷川諒先生(きたじま動物病院)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】授乳期の子猫を迎えたら…お世話の方法や必要なグッズを解説』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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