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猫飼いなら用意しておきたい デリケートな猫のお手入れに便利な身近なアイテム 

猫の体は、皮膚が薄くてとてもデリケート。そんな猫のお手入れには、刺激が少ない「カット綿」がおすすめです。今回は、カット綿を活用した手軽なお手入れ術について、アニマル・ケアサロンFLORA医院長の中桐由貴先生に教えていただきました。

顔まわりのお手入れには「カット綿」がおすすめ!

ラガマフィンのエアちゃんのアップ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
湿らせたり形を変えたりできるカット綿は、デリケートな顔まわりのお手入れにぴったり。目のまわりは毛羽立たない滑らかな面を使用し、耳の内側は汚れを効率よくからめ取れるよう、裂いて凹凸を作ってから使います。あごの下の頑固な汚れには、オイルを使ったパックがおすすめですよ。

目もとのお手入れ方法

白猫まりんちゃんのきれいな目
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
健康な猫でもある程度の目やには出るもの。毎日1回はしっかりとチェックして、汚れていたら湿らせたカット綿でお手入れしましょう。ゴシゴシこすらず、手早くサッと拭くのがポイント。少量のカサカサした目やになら、乾いたコットンを使ってもOKです。

<カット綿を湿らせる手順>
1. 38℃程度のぬるま湯を用意し、カット綿を浸します。
2. 水が滴らない程度に、指先でギュッと絞って完成です。

耳の内側のお手入れ方法

耳をピーンとする五郎くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
耳アカの出方には個体差があります。1週間に1回はチェックして、汚れていたら丸めて湿らせたカット綿でお手入れを。見える範囲の汚れをやさしく拭き取り、仕上げに乾いたカット綿で水分を拭き取りましょう。耳の通気性がよくない折れ耳のスコティッシュフォールドの場合は、週2回のチェックをおすすめします。

<カット綿を丸めて湿らせる手順>
1. カット綿の角を持ち、2枚に裂きます。
2. そのうち1枚を、2〜3回ちぎって細かくします。
3. 細かくしたものを集め、指先で直径1cm程度に丸めます。
4. 38℃程度のぬるま湯に浸し、指先でギュッと絞って完成です。

あごの下のお手入れ方法

下からアップで撮れらたベルちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
皮脂腺が詰まると、「猫挫創(ニキビ)」ができることも。軽い汚れなら湿らせたカット綿、ガンコな汚れならオイルパックでのケアがおすすめです。ゴシゴシこするのではなく、“汚れを緩める”ことを意識してください。

<オイルパックを作る手順>
1. オリーブオイルなどの食用油を小皿に少量入れます。
2. カット綿を2枚に分け、そのうち1枚を左右に軽く引っ張って伸ばします。
3. それを人差し指に巻き、オイルをほんの少しだけ付ければ完成です。
猫の皮膚はとってもデリケート。カット綿を使って、やさしく丁寧にお手入れしてあげましょう。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA医院長 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2020年5月号『5月10日はコットンの日!ねこにも地球にもやさしい コットン拭きでかんたんササッと愛猫ケア』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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