猫と暮らす
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季節の変化を猫の居場所の移動で知る 夏と冬でお気に入りの場所の違いを調査
ねこのきもちWEB MAGAZINEにて、「暑いときと寒いときのお気に入りの場所について」アンケートをとりました。暑いときと寒いときの、猫のお気に入りの場所はどのように違うのでしょうか。また、厳しい残暑を迎えるとき、どのような環境を整えてあげるといいのか、獣医師の小林清佳先生に教えていただきました。
暑いときと寒いときのお気に入りの場所は違う?

ねこのきもちWEB MAGAZINEのアンケートにおいて、飼い主さん192人に「暑いときと寒いときのお気に入りの場所について」アンケートを実施。愛猫のお気に入りの場所に違いはあるかという質問に、「はい」と回答された方は88%おり、多くの猫たちが季節によってお気に入りの場所に違いがあることがわかりました。
暑いときと寒いときのお気に入りの場所はどこ?
暑いときのお気に入りの場所は?
- 「エアコン近くの床や畳の上にいます」
- 「フローリングの上、タンスの上、風がよく通る日の窓際」
- 「玄関の床や、部屋の隅にある棚の隙間にいる」
- 「廊下と日があたっていない出窓のカーテンの陰」
- 「ひんやりするマットの上か、床で転がっています」
寒いときのお気に入りの場所は?
- 「クローゼットの中」
- 「こたつの中か上、猫ベッドの中、キャットタワーの小部屋の中」
- 「モコモコの冬用ベッド」
- 「暖房の目の前にいる、ブランケットの上に行く」
- 「キャットタワーのハンモックの上やキャットハウスの中」
残暑を乗り切るための部屋づくりは?
エアコンで室温と湿度を管理する
暑くなり始める5~6月からエアコンでの室温・湿度管理は必須。住環境によっては、送風やドライ機能だけでなく、冷房機能を常時稼働し、室温は28~29℃、湿度は50%になるように調整しましょう。
愛猫がエアコン嫌いの場合は、短時間エアコンをつけ、サーキュレーターで涼風を循環させるなどして対応してください。
愛猫がエアコン嫌いの場合は、短時間エアコンをつけ、サーキュレーターで涼風を循環させるなどして対応してください。
猫が好きな場所を選択できるようにする
エアコンによる室温管理は大切ですが、猫が寒いと感じたときに、逃げられる場所をつくっておくことも大切です。暖かい素材で周りが囲われた猫ハウスなどがおすすめ。逃げ場を置くときは、冷風が当たりにくい配置にするといいでしょう。
また、2階よりも1階、北向きの部屋など暑くなりにくい部屋を開放しておくという方法も。快適な部屋に移動できるよう、ドアストッパーをつけて自由に行き来できるようにしたり、スマート家電を利用して外からも室温を管理したりするのもいいでしょう。
また、2階よりも1階、北向きの部屋など暑くなりにくい部屋を開放しておくという方法も。快適な部屋に移動できるよう、ドアストッパーをつけて自由に行き来できるようにしたり、スマート家電を利用して外からも室温を管理したりするのもいいでしょう。
猫が快適だと感じる環境づくりをし、愛猫が自ら好きな場所に移動できるようにしておきましょう。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2023年8月号『ひと目ですぐわかる! 猛暑日を元気にのりきるために 夏バテから愛猫を守る5つのルール』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2023年8月号『ひと目ですぐわかる! 猛暑日を元気にのりきるために 夏バテから愛猫を守る5つのルール』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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