猫と暮らす
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【飼い主さんに聞いた!】愛猫のシャンプーの頻度は? 獣医師解説つき
みなさんは愛猫のシャンプーをしていますか? ほかの飼い主さんが愛猫のシャンプーをどのくらいの頻度でしているのか、気になるところですよね。
そこで今回は、ねこのきもちアプリで実施した、愛猫のシャンプーの頻度に関するアンケート結果をご紹介。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生には、猫のシャンプーの必要性などについて解説していただきました。
そこで今回は、ねこのきもちアプリで実施した、愛猫のシャンプーの頻度に関するアンケート結果をご紹介。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生には、猫のシャンプーの必要性などについて解説していただきました。
愛猫のシャンプーの頻度は?

今回のアンケート調査では、「シャンプーしたことがない」と回答した飼い主さんがもっとも多いという結果に。「シャンプーしたことがない」を選んだ飼い主さんからは、次のようなコメントが寄せられました。
飼い主さんのコメント
- 「基本的にはシャンプーが不要だと聞いています。また、シャンプーが必要なほど汚れないですし、何よりシャンプーはきっと嫌がって暴れるだろうと予想できるので、生後半年ほどで我が家に来てから約5年半、一度もシャンプーしていません」
- 「短毛種で完全室内生活なこともあり、今のところストレスをかけてまでシャンプーする必要性が生じていない」
- 「猫自身が日常的に毛づくろいをしているので」
- 「無理にしなくてもいいと読んだ。毛づくろいやブラッシングで大丈夫だと読んだ」
- 「完全室内飼いでニオイもなく、必要性を感じないため。ブラッシングはしている」など
シャンプーする派の意見
一方、「3~6カ月に1回」「体が汚れたときのみ」「1年に1回」「3~4週間に1回」愛猫のシャンプーをするという飼い主さんからは、以下のようなコメントが寄せられました。
「3~6カ月に1回」
- 「長毛種なのでシャンプーをしたいのですが、ドライヤーが苦手で乾かせないので、サマーカットにするときと、冬におなか側の毛を刈ってもらうときの年2回、動物病院でシャンプーをお願いしています」
- 「白い猫ちゃんだけシャンプーしています。あごニキビ、足が茶色くなったら洗います。ペットドライヤーがあるので便利です」
- 「長毛なので毛玉ができやすくなるから」
- 「ウンチが毛につくから」など
「体が汚れたときのみ」
- 「基本的に、猫にシャンプーは不要だと思うのですが、一度すごい下痢をしてウンチまみれになったときは、シャンプーしました」
- 「子猫時代にウンチで汚れたときにしか洗っていない。洗わなくてもキレイだから」
- 「通院の行き帰りで、キャリーバッグの中で粗相したときだけ洗いました」など
「1年に1回」
- 「家の中にしかいないので、3才のときから年1回だけ夏に軽くシャンプーします。抜け毛も取れてさっぱりふわふわになります」
- 「毛づくろいも上手で大丈夫そうだが、それでも年1くらいはキレイにするかな?と気温の高いときに洗っている」
- 「暖かくなり抜け毛が多くなるので、その時期だけシャンプーしている」など
「3~4週間に1回」
- 「体質の問題でフケが出やすいのと、単純に毛づくろいが下手すぎて、すぐにおってきちゃうので」
- 「長毛種なので、抜け毛や絡み、フケなどが出てくるので月1回はシャンプーをします。シャンプー後はふわっふわになります」
- 「長毛種のオスでスタッドテイルの症状が出ているため」など
【獣医師解説】猫にシャンプーは必要?
では実際のところ、猫にシャンプーは必要なのでしょうか? ここからは、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。
――猫は犬のように定期的にシャンプーする必要があるのでしょうか?
岡本先生:
「猫はザラザラした舌をもち、その舌を使って頻繁にグルーミングします。こうしたグルーミングによって、皮膚や被毛を清潔に保つことができるので、基本的にシャンプーは必要ありません。ただし、長毛種で汚れが目立ちやすい猫などは必要になることがあります。この場合、月1回がおおよその目安になります」
――猫のシャンプーをする際の注意点があれば教えてください。
岡本先生:
「ブラッシングで毛玉のない状態にしてから、シャンプーするようにしましょう。その際、猫用のシャンプーを使うことが大切です」
岡本先生:
「猫はザラザラした舌をもち、その舌を使って頻繁にグルーミングします。こうしたグルーミングによって、皮膚や被毛を清潔に保つことができるので、基本的にシャンプーは必要ありません。ただし、長毛種で汚れが目立ちやすい猫などは必要になることがあります。この場合、月1回がおおよその目安になります」
――猫のシャンプーをする際の注意点があれば教えてください。
岡本先生:
「ブラッシングで毛玉のない状態にしてから、シャンプーするようにしましょう。その際、猫用のシャンプーを使うことが大切です」
愛猫の被毛の長さや体質に合わせて、上手にお手入れしてあげたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年3月時点の情報です。
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年3月時点の情報です。
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