猫と暮らす
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イライラ?リラックス? 猫のしっぽの動きが意味する「本音」
猫のしっぽは多くの骨と筋肉から構成されていて、とても敏感なパーツです。そして豊富な動きで、さまざまな気持ちを表現しています。
そこで今回は動物看護師の小野寺温先生に、しっぽのしぐさから読み取れる“猫の本音”について教えていただきました!
そこで今回は動物看護師の小野寺温先生に、しっぽのしぐさから読み取れる“猫の本音”について教えていただきました!
先だけをパタパタ
窓の外に気になるものがあったときなど、しっぽの先だけをパタパタと振ることがあります。これは、気になりつつも、行こうか迷っているときに見られるしぐさです。
名前を呼ばれたとき、返事をする代わりにパタパタと振ることもあります。
名前を呼ばれたとき、返事をする代わりにパタパタと振ることもあります。
力強くブンブン
しっぽを半分くらい曲げてブンブンと上下に振り、床に叩き付けるのは、不満のあらわれ。思い通りにならないイライラを解消するためのしぐさです。また、ゴハンを催促するときにも見られます。
イライラの気持ちが強いと、音を立てながら大きく叩き付けることも。音を立てることで、相手に気付かせようとしているという説もあります。さらにイライラするほど、叩き付けるテンポも速くなるようです。
イライラの気持ちが強いと、音を立てながら大きく叩き付けることも。音を立てることで、相手に気付かせようとしているという説もあります。さらにイライラするほど、叩き付けるテンポも速くなるようです。
ゆっくりユラユラ
しっぽをゆっくりと左右に振るときは、リラックスしている証拠。穏やかな気持ちのあらわれです。日向ぼっこしたり、飼い主さんに抱っこされたりしているときに見られることがあります。
力が入っていないので、くねらせながら揺らす場合もあるでしょう。
力が入っていないので、くねらせながら揺らす場合もあるでしょう。
猫のしっぽは、特に興奮や恐怖などの気持ちがあらわれやすいパーツといわれています。普段からよく愛猫のしっぽを観察しておくと、いざというときのコミュニケーションに役立ちますよ!
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学助教 動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2018年9月号『キホンからカンチガイしやすいものまで パーツでわかるねこのきもち』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2018年9月号『キホンからカンチガイしやすいものまで パーツでわかるねこのきもち』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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