猫と暮らす
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【調査】帰宅した飼い主に猫がみせる反応は 獣医師が行動を解説
【調査】「外出していて帰宅したときに、愛猫は何らかの反応を見せる」と答えた人は約9割!
【体験談】帰宅時に、愛猫はどんな反応を見せる?
お出迎え
- 「玄関を開けたら待機しています。足に絡まりながら、気が付いたらオヤツボックスまで誘導されています」
- 「ハイヒールの音でわかるのか、ドアぎりぎりで待っています。いつもそ〜っと開けて、目が合うと疲れが吹っ飛びます」
- 「毎日ドアの向こうで正座して待機している。顔を合わせるとすごい勢いで舐めてくれるため、コロナ禍以前から帰宅したら必ず顔と手をしっかり洗って部屋に入るが、待ち切れないとドアをドンドン叩いて催促される」
- 「帰る時間に、窓際で駐車場のほうを見て待ってくれています。その後、玄関で待ってくれています。すごく愛おしくなります。帰って抱きしめます!!」
スリスリ
- 「玄関で待っていて、スリスリしてくれる。あまりにも長時間だった時は怒って、階段の上から見下ろして降りてきてくれません。どちらの反応も可愛くて仕方ないです」
- 「玄関に迎えに来て、その後はスリスリ攻撃。全身を使ってスリスリしてくれます。幸せです」
- 「スリスリ寄ってきてひっくり返る! 『ゆっくり一緒にいられなくてごめんね!』と『おりこうにお留守番してくれてありがとう』と毎回思います」
甘えてくる
- 「玄関前に来てゴロンと横になって、お腹を見せてきます。とても可愛くてお腹を撫でます」
- 「帰ったら15分くらいくっついて離れません。『元気にしてた?会いたかったよ!ご飯ちゃんと食べた?うんち、おしっこちゃんとした?』など話しかけ、ナデナデぽんぽんを満足するよう続けます」
- 「普段は抱っこもさせてくれないし、膝の上にも乗ってくれないのに、会社から帰ってきた時だけは床に、これでもかー!って感じでゴロゴロしてから、お尻ポンポンとお顔なでなでを、いっぱいさせてくれま〜す。やりすぎると怒られます!」
- 「鳴きながら抱っこをせがんでくる。抱っこするとゴロゴロしてスリスリが止まらなくて、とてもかわいいしうれしいです」
テンションが高い
- 「部屋の中をダッシュしてバリバリ爪研ぎをする。テンションあがってて可愛い」
- 「『やっと帰ってきたー♬』とばかりに興奮し、走り回り飛び回ります」
- 「玄関を開けると既に待っていてくれます。脱走防止扉に頭を擦り付け、名前を呼ぶとハイテンションで返事をしてくれます。私も嬉しくてハイテンションになり、しばらくナデナデ、ゴロゴロのスキンシップで応えてあげています」
逃げたり、隠れたりする猫も
- 「顔を確認して逃げる!? 何で??って、嬉しさ半分、不思議半分(笑)」
- 「足音がすると絶対に隠れるのですが、ドアを開けるとどっからともなくニャアニャアと鳴きながら現れます。大好きが止まりませんw」
- 「とりあえず一旦逃げる…病気がちで、仕事から帰って大急ぎで獣医さんに連れて行くことが多かったので、今日は行かなくていいか、様子を確認してから甘える。本当は追って抱っこしたい気持ちを抑えて、泣き笑いの顔で待ちます」
家族によって対応が違う
- 「玄関を開けた瞬間、寝てても起きて扉の前まで来てくれます。私と息子にはスリスリしてきますが、主人と娘が帰ってきても、そのまま寝てます。そんな塩対応に私と息子はニンマリ」
- 「私が帰宅した時だけ玄関までお迎えに来てくれる。寝ていてもわざわざ起きて迎えに来てくれるので、何だか申し訳ない。でもとっても嬉しい」
- 「私の時は寝ていたところから動きません。私がそばに行きます。息子が帰った時はすぐに近寄ってきます。ちょっと寂しいけど可愛いです」
ほかにも、こんなエピソードが!
- 「買い物から帰ると買った物を物色する。そして、空になったエコバックに入る」
- 「サイレントニャーを連呼」
- 「『ごはんほしい!』と、ジッと飼い主を見る。自分の夕飯より猫のご飯」
- 「普段は人間の行動に無関心を装ってますが、帰宅時には、同居犬達よりも早く、玄関でお出迎えしてくれる。心底、嬉しいです」
- 「寂しい気持ちからの、わざと無視して寝たフリしながら様子をうかがっているのがバレバレです」
- 「いじけてます。目つきが悪くなります。一時的ですが。愛おしいです」
【獣医師解説】性格によって違いが見られることも! 飼い主さんが帰宅したときの猫の反応
「飼い主さんが帰宅したときの猫の反応は、そのコの性格やそのときの状況などによってもさまざまでしょう。
たとえば、甘えん坊な性格のコやお腹が空いてるコ、遊んでほしいコなどは玄関まで飼い主さんをお迎えにきたり、すり寄ってきたり、鳴いたりしてアピールすることが多いです。マイペースなコは、ベッドなどでくつろいだまま飼い主さんを待つコもいるでしょう。
一方、まだ家の環境や人に馴れていないコ、警戒心の強いコは、飼い主さんが帰宅すると隠れたり、逃げたりすることがあります。
飼い主さんが帰宅した際の愛猫への対応としては、玄関まで迎えにきて『かまってほしい』『ごはんが欲しい』などの要求をしてきた場合は、可能な範囲で応えてあげるとよいかと思います。
しかし、飼い主さんが帰ってきたときに愛猫が隠れたり、逃げたりする場合は無理に追わず、出てくるまで放っておくか、軽く声をかけるに留めるとよいでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文・構成/雨宮カイ
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