猫と暮らす
UP DATE
【調査】猫がよく家の中で「熟睡している場所」は? 安心しやすい環境の「3つの条件」があった
【調査】家の中で、愛猫がよく熟睡しているようなお気に入りのスポットはある?
飼い主さんのベッドなど
- 「飼い主のベッド。ふわふわの毛布があるから?」
- 「いろいろスポットはありますが、一番のお気に入りは人間用のベッドです。のびのびしながら熟睡、爆睡しています」
- 「ベッド下とサイドの収納の間です。暗くて涼しく、飼い主の気配も感じられるためか、見かけないときはだいたいここで寝ています」
- 「私のベッドの上。エアコンの風も直接当たらず、午後になると陽も射すので心地良さそうに寝ている。猫用のハンモックベッドもよく使ってくれているが、体がでかい(長い)ので、のびのびしたいときは広いベッドに移動している」
- 「ダブルベッドのど真ん中。人間は端に寄って寝ます(笑)」
キャットタワー
- 「留守番中は、いつもキャットタワーの上段のハウスでぐっすり寝ています。ペットカメラでいつも見ています」
- 「キャットタワーの上、猫ハウスの中、積み重ねた布団の上。ある程度高さのある場所が好きです」
- 「キャットタワーについてる一番高いところにあるハンモック」
窓際
- 「窓際に置いた猫ベッド。ひなたで暖かく、外もよく見えるので好きなようです」
- 「窓際の張り付け型のねこベッドが日当たり抜群で気持ちいいみたい」
- 「2階の部屋の出窓。日当たりも風通しも眺めもよく、気持ち良いみたいです」
- 「窓際にある空きダンボール箱の中。陽が当たってあたたかいから、気持ち良いのかもしれません」
- 「日の当たる窓際のカーペットの上。日中はほぼ同じ場所にいます」
フィット感がいい場所
- 「爪研ぎ。体がすっぽりおさまるのがいいみたいです」
- 「猫壱のバリバリボウルで、アンモニャイトしながら寝てます。形がフィットするみたいです」
- 「深めのハンモック。我が家にはほとんど平らなハンモックと、深めのハンモック2種類あります。どちらも使ってますが、グッスリ寝ているのは深めのハンモックで、覗かないと姿が見えない感じです。包まれてる感じと、暗さが関係しているのかなと思います」
飼い主さんが近くにいる、飼い主さんのことがよく見える場所
- 「私が台所仕事をしていると、ダイニングの椅子でよく寝ています。主人が昼寝していると、その横でもよく熟睡してます。人のいるところがいいみたいです」
- 「リビングのソファやヨギボーのクッションの上で寝ています。お腹をだし、手や足を伸ばして気持ち良さそうにしてます。近くに飼い主がいたりすると安心して寝たり、クッションの上は適度な柔らかさが気持ちいいのかなと思います」
- 「ケージの上にお気に入りの箱があって、ピッチピチになりながら寝てます。寝息というかイビキをかいてることもあります。リビングのテレビの横の位置なんですけど、玄関に出るドアの横の位置でもあって、部屋にいる私たちも見れるし、帰宅したらすぐに顔見れるというのもあって、熟睡しても私たちの動きが察知しやすいからかなぁと思ってるんですが…」
干渉されない静かな場所
- 「食器棚の上に置いた猫ベッドと冷蔵庫の上。息子たちがちょっかいを出せないので安心なのだと思います(寝ていると高確率で吸われる)。夜は私の部屋の、テレビ台の上の猫ベッドにタオルでテントを張った中で寝ています」
- 「ケージの上に置いてあるベッド。高い所なので誰にも干渉されないし、ケージは広さがあるので足を伸ばせて寝れます」
- 「プラスチックのキャリーバッグの中。天井が半透明で薄暗く、真っ暗ではないので落ち着くみたいです。大きさも丁度よくおひとり様用で、ほかの猫に邪魔されないので熟睡できるようです」
- 「タンスや冷蔵庫の上は同居猫が上がって来れないので、熟睡できる場所です。あと、夜間は私の横でぐっすり眠ります」
- 「部屋の隅のハンガーラックの下で、よく寝ています。薄暗くて完全に身を隠せるので、落ち着くようです」
ほかにも、こんな場所が!
- 「息子の部屋です。息子がいてもいなくても必ず部屋にいます」
- 「主人のマッサージチェア。あの凹みと主人の匂いが落ち着くのだと思います」
- 「みんなが出かけた後、ダイニングテーブルのお父さんの席で熟睡します。4脚同じ椅子なのに、絶対お父さんの席です」
- 「私の洋服の中。畳んで置いてる洋服の中に潜り込んでるときは、触っても起きない。まわりが見えないのがいいのかもしれないと思う」
- 「日中は、あごのせ枕付きの猫用マットが敷いてある低いケージの上。夜は、無印の人をだめにするソファに埋もれるように寝ている」
- 「廊下の端に重ねた布団の上。処分するために廊下に出しておいた布団の上が、お気に入りの場所になりました。網戸越しに風が入るので心地良いのだと思います」
【獣医師解説】猫が安心して熟睡できる環境の条件は?
「猫が熟睡、つまり安心しやすい環境の条件としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。
・周りが見渡せる高さがある
・体がぴったりとおさまる
・飼い主さんや猫自身など、猫が安心できる匂いがついている
愛猫がリラックスできる寝床づくりのポイントとしては、上記の3つの条件を意識してみてください。『この条件の中で現状足りないのはどのような要素か』『どの要素なら家に導入しやすいか』という視点で、家の中を見渡してみるようにしましょう」
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫の生態・行動に関するアンケートvol.08』
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
UP DATE