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愛猫のためにケージを置きたい! 選び方や置き方、慣れさせ方は?

「場所を取るから」「狭くてかわいそうだから」とケージにいい印象を持っていない方も多いでしょう。しかし、使い方をマスターすると、猫にとって安心できる居場所になることも。今回は、ケージの選び方や置き方、ケージの慣れさせ方について、獣医師の田草川佳実先生に教えていただきました。

ケージの選び方が知りたい!

ケージで遊ぶこはくくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ケージは猫にとって自分だけの居場所であり、遊び場です。そのため、1匹にひとつ用意し、水やフード、ハンモックや猫ベッド、トイレなど最低限な猫グッズを置いても十分な広さのある3段タイプが理想。(シニア猫の場合は、段数が少なくてもOK)
また、ロックが頑丈なものを選び、猫が自力で開けられないようにしましょう。

ケージの置き方は? どんな場所がいいの?

サイベリアンのアルくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ケージに対していい印象になるように、ほどよく日が差し、外の景色を楽しめる場所に置くのがおすすめ。
ただし、気温の変化には充分注意をしましょう。

ケージになれてもらうためには?

キジトラのハルくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

1.猫がみているところで、フードやおやつを置く

ケージの扉を開けておくと、猫が自然と好奇心で入ることも。なかなか入らないときは、猫が見ているときにフードやおやつを数粒置き、様子を見ましょう。

2.中に入ったら様子を見る

愛猫が自らケージに入ったら、数日くらいはとくに何もせず、愛猫の自由に過ごさせてみましょう。
このとき、扉を閉めるのはNGです。

3.中で食事をさせたり、扉を閉めたりする

1~2を何度か繰り返し、ケージの中で落ち着いて過ごせるようになったら、ケージの中で食事をさせてみましょう。
最初は扉を開けた状態にし、食事に集中しているタイミングで静かに扉を閉めます。そして、数週間かけて扉を閉めている状態の時間を少しずつ延ばしていきましょう。
飼い主さんとの時間も大切にしながら、少しずつケージになれさせていきましょう。
お話を伺った先生/田草川佳実先生(獣医師 聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考/「ねこのきもち」2024年6月号『置いてしまえば、メリットだらけ!使ってみませんか?猫のケージ』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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