猫と暮らす
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【体験談】「アォーン」「ケケケ」「ワンワーン」と鳴くことも!? 飼い主が聞いた猫の「特徴的な鳴き声」
【調査】愛猫は特徴的な鳴き声で鳴くことがある?
【体験談】愛猫の特徴的な鳴き声って、どんな声?
甘えたいときに
- 「甘えたいときにだと思いますが『クルルクルル』と鳥のような鳴き声を出す」
- 「そばに来てほしいとき、『マァ〜ン』と甘えた声で何度も呼ぶ」
- 「1匹だけすごく甘えたいときなのかと思いますが、『キャキャキャキャウ~~ン、キャッ』と高くてか細く鳴きます」
- 「文字で表現するのが難しいですが、甘えたり嬉しかったりして子猫気分が高まると、部分的に聞こえる途切れ途切れのサイレントニャーで鳴きます」
- 「こっち来て~と甘えるとき、『アンパンマン』に出てくる犬のチーズになります。『ニャン』ではなく、か細い高い声で 『アッア〜ン』になります。このときは、超超赤ちゃん返りの甘えです」
ゴハンが欲しいときなどに
- 「ゴハンを食べた後。好きなゴハンだと『ワオン』とか、『オワン』とかそんな感じで鳴きます」
- 「ゴハンの催促。最初は可愛らしく『ニャーニャーニャー』。生返事してると段々悪さをして気を引こうとするようになり、それでも先延ばしにすると、めっちゃ低い声で『ニャア〜』と鳴きだします。これが限界(笑)」
- 「お腹が空いたときに、ゴハンの催促で『キャッキャッ』と鳴く」
- 「ゴハンが欲しいときに『ゴハ〜ン』って鳴きます」
- 「ゴハンが欲しいとき、甘えるときに『プゥーン』とか『プルルル』とか猫っぽくない声で鳴く。アビシニアン特有の鈴の鳴るような鳴き声なのかと思ってる」
何か要求があるときに
- 「部屋のドアを開けてほしいときなど、何かを訴えたいときに『ワンワーン』と鳴きます」
- 「何かを訴えたいときに『フゥン!』みたいに鳴きます」
- 「玄関とキッチンの間の扉を閉めようとしたら、『ニャニャ〜ン‼️』と叫んで扉を通過していきました。たぶん、『通るから閉めないで〜』と叫んでいたようです」
- 「何かしてほしいときは、なぜか『ウ〜ワン』って鳴きます」
- 「子猫のころに『ヤッホー』と鳴いていた。しばらくは寝るときなどケージに入れていたが、出してとか催促のときに鳴いていた。今は言わなくなってしまったし、動画に撮っておけなかったのが残念」
何か不満がありそうなときに
- 「薬を飲ませるために抱っこすると、『アカーン』とか『オコー』って鳴きます。かわいいです」
- 「思いどおりにならないときに多いように思います。『ナァ~ゴナァ~ゴ』と大きな声で鳴きます。たまにですが」
- 「おねだりしても叶わなかったとき、イライラして犬の遠吠えのように鳴いたり、サイレンみたいに鳴きます。そして一息がとっても長いです」
- 「嫌なとき、怒るときは、通常よく耳にする『シャー』ですが、我がコは『ブー』と鳴きます」
興奮しているときに
- 「盛り上がっているときに、『オロロロロロ』みたいな声を出して走り去っていきます。病院に行った日は家に戻ってから『アー』としばらく遠吠えみたいな声を出しています」
- 「『ウルルゥニャルゥ!』(巻き舌気味)遊んでいるときやテンションが高いとき」
- 「興奮したときに、低音で『アオ〜〜〜〜』と鳴き走り回っています」
さみしいときに
- 「ひとりぼっちになってしまったとき、不安そうに『アオーン』と鳴くことがあります」
- 「寝て起きて、まわりに人がいないときなので、おそらくさみしいときだと思います。『フミァ〜』『フゥゥン』のような鳴き声で、掠れた声を出します」
- 「誰かを探しているような『ナ〜オ!』を繰り返す」
鳥や虫などを見たときに
- 「外の鳥などに『キキキキキキ』と鳴く」
- 「窓の外の虫や鳥を見つけたときに、せつなそうに鳴く」
- 「小さな虫を見つけたときに『カカカ』みたいな『ケケケ』みたいな声を出します」
- 「めったに声を出しませんが、鳥や虫を見たときに『ワンワン』と鳴きます」
トイレのときに
- 「トイレをしたいとき、トイレが終わったとき。『アォーン』と表現したらいいでしょうか。いつもの鳴き声とは全然違います」
- 「トイレに入って砂をかきはじめるまで。『ァオーン』とこもった声で続けて鳴く」
- 「ウンチが出た後、『ウォ〜ンウォ〜ン』と低い声で鳴く」
- 「ウンチをしたくなると、普段出さない唸り声みたいな鳴き方をする」
飼い主さんが目撃した特徴的な猫の鳴き声は、ほかにも!
- 「家族みんないるときに、突然甲高い声で『ミァミァ』と鳴き始める」
- 「夜に電気を消して寝ようとすると『アォーン』と鳴き出す」
- 「『おはよう』『おやすみ』『ゴハン食べる?』など声をかけると、いつも語尾が上がるように『ニャーオン』と鳴く。生後7カ月のコと遊びたいときに、3才のオスが『ニャロロロローン』と誘ってる」
- 「一般的な『ニャー』や『ニャオ』とかじゃない、ソプラノで細い声で『ハー』に聞こえる」
- 「特定のブラシでブラッシングしたときに『クルル〜』と鳴く」
- 「『エーヨン! エーヨン!』と鳴くので、まるでコピー用紙だなと笑っています」
【獣医師解説】猫の鳴き声からわかる心理
ここからは、猫の鳴き声からわかる心理の一例について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
猫の鳴き声からわかる心理
「まず、高い声での『ニャッニャッ』『ニャーニャー』『ニャーン』は、猫の一般的な鳴き声としてよく聞くでしょう。これは、猫が挨拶をしているとき、飼い主さんに甘えたいとき、何か要求があるときによくする鳴き声です。
不満なときには低い声で『ナァー』と鳴いたり、怒っているときや威嚇しているときには『シャー』と鳴くことが多いです」
「クラッキング」は猫の特徴的な鳴き声の一例
「猫の特徴的な鳴き声として代表的なものには、クラッキングがあります。猫が外を眺めていて鳥や虫などを見つけた際に、狩猟本能が刺激されて興奮し『ククク』『ケケケ』という鳴き方をすることがあります。
クラッキングのほとんどは口を閉じた状態で発せられ、興奮のほかには警戒や挨拶、集中しているときにもよく見られるでしょう。
鳥や虫を見て反応したり、クラッキングをする傾向にある猫というのは、好奇心旺盛なコに多く見られるのではないかと思います」
いつもとは違う鳴き声からわかる異変のサインも
「普段あまりしないような声で猫が鳴いたときは、もしかしたら異変のサインのこともあるかもしれません。
たとえば、トイレに入っているときに低い声で唸ったり、『ギャッ』と叫ぶ様子があるようでしたら、排泄時に痛みや大きな不快感を感じている可能性があります。
そういった普段とは違う様子が見られた際には、動物病院を受診しましょう」
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫の特徴的な鳴き声に関するアンケート』
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年10月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
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