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猫の「あごニキビ」ってなに? 繰り返しできやすいコに見られる傾向とは|獣医師解説
猫も人と同じように、あごの部分にニキビができてしまうことがあるようです。
猫の「あごニキビ」とはどのようなものなのか、どんなタイプの猫がなりやすいのかなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
猫の「あごニキビ」とはどのようなものなのか、どんなタイプの猫がなりやすいのかなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
猫の「あごニキビ」とは?
——猫のあごニキビとは、具体的にどのようなものでしょうか?
岡本先生:
「あごの下に多い皮脂腺からの分泌物が黒ずんだもので、挫創とも呼ばれます。黒い砂粒のようなものがあごに付いており、触るとザラッとしたりポロポロ取れたりします。その箇所に菌が増えて炎症を起こすと、赤くなって腫れます」
「あごの下に多い皮脂腺からの分泌物が黒ずんだもので、挫創とも呼ばれます。黒い砂粒のようなものがあごに付いており、触るとザラッとしたりポロポロ取れたりします。その箇所に菌が増えて炎症を起こすと、赤くなって腫れます」
——どのような猫が、あごニキビになりやすいといえますか?
岡本先生:
「体質で皮脂の分泌が多かったり、皮膚の弱いコやアレルギーを持っているコが、あごニキビになりやすい傾向があります」
「体質で皮脂の分泌が多かったり、皮膚の弱いコやアレルギーを持っているコが、あごニキビになりやすい傾向があります」
猫にあごニキビができたときの対応は?
——猫にあごニキビができてしまったときには、どのようなケアや治療をする必要がありますか?
岡本先生:
「あごニキビになるのは基本的には体質なので、たとえ治っても繰り返すことが多いです。
もし猫があごニキビになったときは、炎症を起こさないようにこまめに拭いてあげてください。その際、ゴシゴシ拭かないように気をつけましょう。また、食器や飲み水をなるべく清潔に保つようにすると、予防にもつながります。
炎症が起こってしまった場合は、治療が必要になります。消毒や抗生剤による治療を行いますので、動物病院を受診してください」
「あごニキビになるのは基本的には体質なので、たとえ治っても繰り返すことが多いです。
もし猫があごニキビになったときは、炎症を起こさないようにこまめに拭いてあげてください。その際、ゴシゴシ拭かないように気をつけましょう。また、食器や飲み水をなるべく清潔に保つようにすると、予防にもつながります。
炎症が起こってしまった場合は、治療が必要になります。消毒や抗生剤による治療を行いますので、動物病院を受診してください」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柴田おまめ
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2024年8月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
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※記事の内容は2024年8月時点の情報です。
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