猫と暮らす
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猫からの「助けて」サイン? いつもと違う動きから推測できる「猫の不調」を獣医師が解説
隠れて出てこない、ほとんど動かない
この場合、無理に引っ張り出そうとせず、隠れ場所の近くにフードと水、猫トイレを用意してそっと見守りましょう。丸1日以上飲食・排泄していない場合や、数日たっても隠れている場合は、念のために受診を。症状がほとんど出ていなくても、これらの活動性の変化から、心臓や呼吸器の病気が見つかることもあります。
フラフラと歩く
心臓病のなかでも肥大型心筋症を患っている猫は、心臓でできた血栓が後ろ足へ分布する動脈に詰まり、激しく痛がったあとに、後ろ足が麻痺することも。足が麻痺していたらなるべく動かさずに至急受診してください。
足を引きずって歩く
猫は強い痛みがあっても、我慢をして平静を装うことがあるので、少しでもおかしいと感じたら早めに受診しましょう。
攻撃的になる
ほかにも、甲状腺機能亢進症の症状のひとつとして攻撃的になる猫もいます。愛猫の性格が変わったように感じたら、一度動物病院で相談しましょう。
参考/「ねこのきもち」2022年6月号『飼い主さんの気付きが、早期発見につながる 「愛猫が何だか急に…」その変化は、病気のサインかも?』
文/小林けい
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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