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猫のいる家庭で起こりがちな「コンセントやコード類のトラブル」 状況によっては命の危険も|獣医師解説

どんなに気をつけて見ていても、愛猫がイタズラをしてしまうこともあるでしょう。なかには、コンセントやコード類にイタズラをしてしまい、トラブルに発展してしまうケースもあるようです。

この記事では、猫のいる家庭で起こりがちな「コンセントやコード類のトラブルの事例と危険性」について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説。飼い主さんができる対策なども紹介します。

猫のいる家庭でコンセントやコード類の扱いに注意が必要なワケ

首を傾げる猫
gettyimages
猫のいる家庭で起こりがちなコンセントやコード類のトラブル事例でよくあるのは、猫がイタズラをして破損させてしまうことでしょう。

猫が破損した一部を飲み込んでしまった場合は、消化不良や腸閉塞を起こしたり、感電してしまう恐れがあります。また、飼い主さんがコンセントやコード類の破損に気づかなかった場合、漏電してしまう危険性もあるので注意が必要です。

実際に、感電によって口腔内をやけどしたと思われるコを診察したことがあります。このときは幸いにも軽度のやけどだったため、2次感染防止の抗生剤のみで経過を見ることになりました。

コンセントやコード類のトラブルを防ぐために実践したい対策

見つめる猫
gettyimages
コンセントやコード類にイタズラをしてしまうような猫は、「遊んだり、物をかじったりするのが好きな好奇心旺盛で活発なコ」に多いと思います。

コンセントやコード類へのイタズラは、一歩間違えば愛猫の命の危険にも関わります。愛猫の安全のためにも、下記のような対策を取るとよいでしょう。
・コードを隠せるようにコードケースを使用する
・ペット用のイタズラ防止カバーを使用する
家の中が愛猫にとって安全に過ごせる環境になっているかどうか、飼い主さんは今一度見直してみてはいかがでしょうか。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/雨宮カイ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2024年7月時点の情報です。
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