猫と暮らす
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見逃さないで!猫が甘える理由とサインって?時間帯別に解説!
猫が甘えるときに見せるサインって?
甘える猫|飼い主さんに乗る
猫が飼い主さんに乗るのは、「人の体の上が柔らかく、温かいから気持ちがいい」という感情からくるようです。ちょうど仲が良い猫同士が、ぎゅっとくっついて眠るのと同じ感覚。仲良しな飼い主さんともくっついて眠りたいのでしょう。
さらに体の上は周りより少し高い位置になるので視界も変わり、「なんだか気分がいい」と感じている場合もあります。
甘える猫|飼い主さんを舐める
猫の「舐める」という行為にはさまざまな理由があります。なでた手を舐める行為は、猫同士で毛づくろいをしている感覚。飼い主さんを仲間だと思っているのでしょう。帰宅したあとに舐めてくるのは、単純に甘えたいのと同時に、ニオイを確かめて挨拶をしているつもりなのかもしれません。指を吸っている最中は、まさに母猫のオッパイを飲んでいる気分なのでしょう。
甘える猫|飼い主さんにタッチする
飼い主さんが何か愛猫にしたときに愛猫が触れてくるといった場合は、そのパターンを習慣化して覚えている可能性があります。ちょっとした刺激を交わすことで、仲良しのアピールをしているのでしょう。特に鼻やおでこをくっつけてくるのは、まさに猫流のご挨拶です。なんともかわいらしい、「仲良しだよね?」の確認行動です。
猫が噛んでくるのも甘えるサイン?
甘える行動?|じゃれてきたと思ったらガブリ
噛み方にもいろいろありますが、猫が噛むのは愛情表現ではなく、欲求を伝えたいという気持ちの表れが大きいようです。こんなときに愛猫の要求にこたえてしまうと、「噛んだら要求にこたえてくれた!」と学習してしまうことがあるので、最初から噛ませないような対策をしましょう。
甘える行動?|飼い主さんの足首などに突然噛みつく
一度外に出て、部屋に戻ってきた後に噛んできるのは、外のニオイや音に狩猟本能が刺激されたのだと考えられます。こんなとき愛猫は、興奮状態にある場合が多いでしょう。外のニオイや音に刺激されることで、飼い主さんのことを「獲物」のように感じている可能性があります。
タイミング別|愛猫の甘えるサインにはこう応えよう
【朝】猫は早起き。朝の甘えるサインには
たとえば朝の準備で忙しくしている飼い主さんをみたら「なんだか楽しそう!」と感じ、飼い主さんのそばをなかなか離れずについてくるなんてことも。飼い主さんの時間に余裕があればよいのですが、そうでないときは愛猫にかまわないようにしましょう。
甘えるサインにこたえてあげられないのはかわいそうですが、対処法として中途半端にかまってしまうと、その後の要求がエスカレートしてしまいがちです。その分、余裕がある時間帯には思い切り甘えさせてあげましょう。
【昼】まったりお昼の甘えるサインには
たとえば、飼い主さんのそばでじっと動かずにいることも。猫にとっては眠い時間にもかかわらず飼い主さんのそばに寄り添っているのは、愛猫が常に飼い主さんの気配を感じていたいから。密着度が高いほど、飼い主さんへの甘えアピールも強いといえます。
【夜】活動期!夜の甘えるサインには
たとえば帰宅して玄関を開けたら、ドアのすぐ近くで待っていたなんてことはありませんか?猫は聴力が優れているので、足音で飼い主さんかどうかを判断していることがあります。愛猫が玄関まで迎えにくるのは、飼い主さんの帰宅を待ち遠しく思っていたからでしょう。
そんな愛猫の甘えサインには、玄関先で応えてあげましょう。留守番で寂しくしていた分、愛猫の気が済むまで思う存分すりすりさせてあげると落ち着きます。
『ねこのきもち』2015年12月号「飼い主さんの関心が高い順に聞いた 教えて、ドクター!」(監修:鵜飼佳実先生)
『ねこのきもち』2016年3月号「気付いてあげたいLOVEサイン」(監修:小野寺温先生)
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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