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「ゴロンして」と言われて寝転ぶ姿にキュン! 飼い主の言葉を聞いて行動できる猫の特徴は?|獣医師解説
「『ゴロンして』と言うとやってくれるようになりました!」のコメントとともに投稿されたこちらの動画には、もなちゃんが飼い主さんの言葉に応えてその場でゴロンする姿が映っています。
この動画は、その話を聞いた飼い主さんがもなちゃんへ初めて挑戦するときに撮ったもの。飼い主さんは思わず「可愛い……」と呟いていますが、納得の愛くるしさです。
普段は甘えてこないもなちゃんの行動に、飼い主さんは「嬉しかった」
「『とっても可愛い!』と思いました。そして、言葉を理解していることに驚きました」
そんなもなちゃんが今回ゴロンする様子を見て、飼い主さんは「同じように寝転がってくれてとても嬉しかった」と振り返ります。
褒められるととっても嬉しそうな表情をするもなちゃんを見た飼い主さんは、「褒められることも大好きなんだなと、愛おしく思いました」と話しています。
もなちゃんに【ゴロンして】と言うとやってくれるようになりました🥹 pic.twitter.com/LZg5o8LENY
— アメチカンのもな@福岡の猫 (@Mh0MLiErcV8E97C) December 5, 2023
【獣医師解説】飼い主さんの言葉を聞いて行動できる猫の特徴
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「一般的に、猫は単語を音として理解していると思われます。そのため、単語を発する際の飼い主さんの声のトーンなども総合して、理解していると考えられます。
猫は文章よりも、単語のほうが理解しやすいです。よく聞く自分の名前や、『ゴハン』『オヤツ』などの猫にとって良い記憶として残る単語は学習しやすいでしょう。
今回のもなちゃんも、飼い主さんの『ゴロンして』という言葉(音)に反応し、『ゴロンすると良いことがある』という経験を繰り返すことで学習したのではないでしょうか。
人の言葉を覚えたり、普段から飼い主さんの言葉をよく聞いて行動する猫というのは、飼い主さんと一緒に行動したがる猫に多い傾向があると思います」
写真提供・取材協力/@Mh0MLiErcV8E97Cさん/X(旧Twitter)
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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