猫と暮らす
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警戒心があった子猫が、次男のナデナデで“骨抜き”に? 猫が喜ぶなで方のコツは|獣医師解説
会ってまだ3日目! 「ゴッドハンド」を持つ次男に骨抜きにされたつぶあんちゃん
「大学生の次男が、年末年始の休暇に帰省していたときのことでした。次男はこの休暇で帰省するまでは、つぶあんに会ったことがなかったんです。LINEなどで写真を見せていたので、会うことをとても楽しみにしていました。
帰省初日はつぶあんも警戒していましたが、2日目から次男が“猫好き”で、しかも気持ちよくしてくれる“猫のツボ”をよく心得た人であることがわかったつぶあんは、次男にあっという間に懐きました」
「つぶあんが我が家の猫になったのが昨年11月5日のことで、400gほどの子猫の状態から2カ月近く私がお世話をしていました。それなのに、『なんで会って3日目の次男にすべてを預けるくらいメロメロになってしまうのか!』とジェラシーでしたね」
もち家のニャンズがみんな骨抜きにされる猫おじさん(次男くん)のゴッドハンド🖐️ pic.twitter.com/sTvTyuUXRn
— もち家/mochike (@soynyan222) December 31, 2023
次男の「魅惑の手」に、猫たちはメロメロに!
飼い主さんによれば、もともと次男の手はなぜかどんな猫でもメロメロにしてしまうのだそう。その様子から、飼い主さんの家では次男のことを「ゴッドハンド」と呼んでいるといいます。
「指先を丸めてソフトタッチで素早くローリングするような、しかもいつもちょっと深爪気味の次男の手が、猫たちにとってちょうどいいのかもしれません。“魅惑のゴッドハンド”となっているようです。
我が家には5匹の猫が暮らしていますが、どの猫も次男にだけは特別に心を許しているような瞬間があります」
猫専門マッサージ屋さんに行列できてる pic.twitter.com/Ia4uhwFWNW
— もち家/mochike (@soynyan222) December 31, 2023
【獣医師解説】猫が喜ぶなで方のコツは?
つぶあんちゃんの様子や、次男のなで方などからは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「一般的に、猫は顔まわりから首にかけてなでてもらうのが好きなコが多いと思います。腰からしっぽの付け根あたりまでを優しく触られたり、トントンされるのを好むコもいるでしょう。
飼い主さんの次男の様子からは、猫がなでられて気持ちいいと感じる耳の後ろやあごの下を、そっと優しくなでていることが伝わってきます。
また、次男は猫が好きだということから、なでる場所も力加減もつぶあんちゃんの様子を見て少しずつ調節できていたので、つぶあんちゃんも気持ちよさそうだったのではないかと思います」
猫をなでる際のコツやポイントは?
「猫をなでるタイミングは、猫から近づいてきたときがよいと思います。機嫌よくなでられていても、『もうなでなくてよい』というタイミングがあるので、それを見逃さないことも大切です。
猫をなでているときに、下記のようなしぐさや行動が見られないか確認してみてください。
・しっぽを叩きつける
・耳を後方に引いている
写真提供・取材協力/@soynyan222さん/X(旧Twitter)
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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