飼い主さんならきっと感じている、猫の生態や行動にまつわる「あるある」。今回は「ねこのきもち作り隊」の読者117名(複数回答含む)のアンケート結果から見えた「メス猫あるある」を10個ご紹介します!
みなさんの愛猫はいくつ当てはまるか、数えてみてくださいね。
鳴き声がかわいい
メスはオスに比べ声帯が華奢なため、より細くて高い鳴き声になります。
飼い猫は飼い主さんとの生活の中で鳴き方を学習していくのですが、そのバリエーションはオスに比べメスのほうが多いといわれています。おしゃべりや返事をしているような鳴き方は、日々の生活の中で習得したものなのですね♪
キレイ好きで、毛づくろいが丁寧
猫は毛づくろいで被毛を清潔に保っています。オスに比べて神経質なメスは、長い時間をかけて丁寧に毛づくろいを行う傾向があるようです。
また、毛づくろいには気を落ち着かせる作用があるため、怖がりなメスがこまめにしていることからキレイ好きに見えるのかもしれません。
警戒心が強く、怖がり
メスには本来、出産と子育てという使命があります。そのため、子育てをしないオスに比べて警戒心が強く、怖がりな傾向が。
危険な存在についても敏感なので、来客時に姿をくらましてしまう“幻の猫”も多いようです。
慎重に行動する
メスは失敗したくない気持ちが強く、状況をしっかり観察してから行動することが多いようです。
オスに比べてメスは動きもゆったりしており、その様子が慎重に見えるのかもしれません。
しぐさが艶っぽい
メスは皮下脂肪が多いため、オスに比べるとムッチリとしています。さらにお腹もたぷたぷなので、抱き心地もよし。そのグラマラスな体形が、しぐさによっては艶っぽく見えるようです。
落ち着きがあってクール
オスに比べると行動範囲が狭いメスは、安心できるお気に入りの場所があればそれで満足なんです。
飼い主さんにべったりではなく、一匹で過ごすのが好きなメスも多く、この点もクールさを感じさせるようです。
マイペースで気分屋な性格
気分屋は猫に限らず哺乳類全般のメスに当てはまるのだそう。
自分のペースを大切にするメスは、飼い主さんに呼ばれたときにかまってほしければ寄っていき、気分がのらなければそっぽを向くという生き物なのです。
男の人が好き
猫は性別に限らず女性のほうが好きという検証結果があります。男性自身がメスびいきになりやすいため、飼い主さんがそう感じているのかも。
かまわれすぎるのが苦手なメスの場合は、適度に距離感を保つ男性になびくことはありそうだとか。
遊び方がおっとり
メスはダイナミックに動くオスに比べると短時間で飽きる傾向があり、遊びに本気になりません。ボールなどでちまちま遊ぶため、メスはおっとりして見えるようです。
食が細く、ゆっくり食べる
体が小さく運動量が少ないメスは、1日に必要なエネルギー量も少ないものです。オスががっついて食べるため、その分メスは食が細く見えるのでしょう。
食が細くても、体重が維持できていれば問題はありません!安心して見守ってあげましょう。
メス猫の飼い主さん、今回の「あるある」は共感していただけたでしょうか。人にも当てはまる「あるある」もあり、何だか他人事、いや他猫事とはいかない部分がありました。愛猫の行動がご紹介した10個の項目に当てはまるか、今後もぜひ観察してみてくださいね!
参考/「ねこのきもち」2018年7月号『飼い主さんが感じているメスの性格・行動ランキング10』(監修:東京大学附属動物医療センター行動診療科獣医師 菊池亜都子先生)
文/Yumi
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。