猫と暮らす
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今はどんな気分? よく見る「5つのしぐさ」に込められた猫の気持ち
猫のしぐさには、そのときの気持ちがあらわれています。猫が発する「甘えたい」「安心したい」といったサインを見逃さないためにも、しぐさに込められた気持ちを知っておきましょう。今回は、よく見る5つのしぐさに込められた、猫の気持ちについて解説します。
人の指や物のニオイを「くんくん」と嗅ぐ
猫は人よりも優れた嗅覚をもっているため、食べ物が安全であるかどうかなど、ニオイで情報を収集しています。そんな猫が人や物のニオイを嗅いでいたら、その対象に興味や関心を抱いている証拠でしょう。
ただし、親しい仲である飼い主さんの指や、ほかの猫のお尻のニオイを嗅ぐときは、ニオイからいつもの仲間であることを確認して、安心しようとしていると考えられます。
ただし、親しい仲である飼い主さんの指や、ほかの猫のお尻のニオイを嗅ぐときは、ニオイからいつもの仲間であることを確認して、安心しようとしていると考えられます。
なでられて喉を「ごろごろ」と鳴らす
猫が喉をごろごろと鳴らすのは、子猫時代の名残です。子猫はおっぱいを飲んで満足したら、ごろごろと喉を鳴らして母猫に知らせる習性があります。
飼い猫の場合はその習性が成猫になっても残り、おっぱいを飲むのと同じくらい幸せな気分になると、つい喉をごろごろと鳴らしてしまうことが。母猫代わりの飼い主さんになでられるとうれしい気持ちになり、甘えているのかもしれませんね。
ちなみに最近の研究では、ごろごろ音の周波数が骨密度をあげるという研究結果も。猫はのどをごろごろと鳴らしながら、自然に骨も鍛えているようです。
飼い猫の場合はその習性が成猫になっても残り、おっぱいを飲むのと同じくらい幸せな気分になると、つい喉をごろごろと鳴らしてしまうことが。母猫代わりの飼い主さんになでられるとうれしい気持ちになり、甘えているのかもしれませんね。
ちなみに最近の研究では、ごろごろ音の周波数が骨密度をあげるという研究結果も。猫はのどをごろごろと鳴らしながら、自然に骨も鍛えているようです。
家具や飼い主さんに「すりすり」する
猫は頬やアゴあたりにあるに臭腺から、フェロモンが分泌されています。そのフェロモンを家具や壁にこすりつけているのだとしたら、自分のニオイをつけることで、安心しようとしているのでしょう。慣れ親しんだ生活空間に自分のニオイをつけることで、猫は落ち着いた気分になれるのです。
また、猫は母猫に甘えるときもこのしぐさをすることがあります。母猫代わりの飼い主さんにすりすりしていたら、きっと甘えているのでしょう。
また、猫は母猫に甘えるときもこのしぐさをすることがあります。母猫代わりの飼い主さんにすりすりしていたら、きっと甘えているのでしょう。
全身の力を抜いて「だらだら」と寝転がる
猫が寝そべってくつろいだり、だらしない姿をして本気で眠ったりするのは、狩りをしていた時代の名残。猫は狩りのときに全力を使うため、狩り以外の時間は体力を使わないようにする習性があるのです。
つまり、猫がだらだらと寝転がっているときは、リラックスしながら狩りに備えて体を休めているといえます。獲物を見つけたとき、瞬時に身構えて一気に力を発揮できるのは、このだらだらと寝転がる時間があるからなのです。
つまり、猫がだらだらと寝転がっているときは、リラックスしながら狩りに備えて体を休めているといえます。獲物を見つけたとき、瞬時に身構えて一気に力を発揮できるのは、このだらだらと寝転がる時間があるからなのです。
毛布やクッションの上で「ふみふみ」する
子猫は母猫のおっぱいを飲むとき、おっぱいの出がよくなるように、前足でお乳の周囲をもむ習性があります。そのときの子猫は、母猫がそばにいる安心感や、満腹で幸せな気分を味わっているのだとか。
その幸せな感覚は成猫になっても残る傾向があり、子猫気分になって母猫のおっぱいを飲むような甘えたい気分になると、ついふみふみしてしまうことがあるといいます。猫がこのしぐさをしているときは、飼い主さんのことを母猫のように思い、甘えたい気分になっているのでしょう。
その幸せな感覚は成猫になっても残る傾向があり、子猫気分になって母猫のおっぱいを飲むような甘えたい気分になると、ついふみふみしてしまうことがあるといいます。猫がこのしぐさをしているときは、飼い主さんのことを母猫のように思い、甘えたい気分になっているのでしょう。
何気ない振る舞いのなかにも、猫の気持ちはあらわれています。愛猫が発する心のサインを受け取ったら、その気持ちに応えてあげましょう。
参考/「ねこのきもち」特別編集『愛猫の本音事典』(監修:動物関係のライター・エッセイスト 加藤由子先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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